葉 脈
♪僕らはみんな生きている 生きているから笑うんだ~
手ぇのひらを太陽にすかしてみればぁ~
真ぁっ赤に流れるぼくの血潮ぉ~
なんて歌があって、小さい頃、実際に自分の手を太陽にかざしてみたけど、何も見えやしなかった。
なんてことはない、自分の手の肉が厚かったのだと思う。
でも植物は違うゾ。
見える、見える。
しかも太陽にそれほどすかさなくても。
ご覧の葉っぱはトマトの葉っぱ。
薄いみどりの葉っぱが透けて、管が見えるだろう。
これを葉脈という。
まさに人間の血管とおなじような役割をしている。
人間の血管には動脈と静脈があってそれぞれ分かれているが、植物にも 導管 と 師管 に分かれていて、これらが束となって維管束というものになっている。
導管と師管は役割がハッキリと異なっていて
導管は水を運び、師管は栄養分を運んでいる。
トマトのように葉脈が網目のように広がるものを 網状脈 という。
これは双子葉類の特徴である。
これに対してイネやタケなどの単子葉類の葉脈は平行脈といって脈が平行にはしっているのが特徴である。
こんど日食があって、直接太陽を見てはいけないのはもちろんのこと、今まで良いとされていたガラスにススをつけたものも目に良くないのだという。
日食はほんの一瞬のこと。
植物はいつでもそばにいる。 すかして見るなら日食も悪くないけど、葉脈もなかなか興味深いゾ。
2 件のコメント:
ミニトマトを栽培していますが、わき芽をとったりした後には手はトマトくさくなり、そのエキスがついているようで、手を洗うと泡が必ず黄色くなります。
知っている限り、他の野菜ではこんなことにならないので驚いていますが、トマトを赤く実らせるための色素がこのような現象をつくるのですか?
追記:
去年は一苗で400個ぐらい収穫できました。
味はやはり真夏になったものが一番!
今年は昨年実ったものを放置し、コンポストに混ぜていたのから出来た苗です。
たくさん実っているので、後は太陽が赤くしてくれるのを待つばかり。
楽しみです♪
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