緑のカーテン
いやいや昨日も、そして今日も凄まじい暑さである。
言ってもはじまらないが、暑い。
昨日の午後、外出した時に近所で瀕死の状態におちいっていた植木鉢を見た。
左がナス、右がインパチェンスだ。
二つとも葉っぱがダラーンと垂れ下がって、シワシワになってしまっている。
これはかなり危険な状態。
慌てて水をやっても復活できるか微妙なところだ。
我々人間は暑いとっては、冷房を入れたり、日陰を歩いたり、アイスを食べたり、ビールを飲んだり、いろんなことができるのだが、植物たちは黙して語らず、ただじーっと耐えるだけだ。
もしおうちで植物を育てていたらば、この暑さは大丈夫なのか注意深く見てあげてほしい。
場合によっては日陰に移動したり、水をやったりしないと、ダメな場合もこの暑さならありうる。
リュウゼツランなどはこの程度はへっちゃらだと思うが、暑さに弱い諸君には手を差し伸べてほしい。
暑さに参っている植物もいるが、中には身を呈して暑さを和らげようとしてくれるものもある。
最近の流行りではあるが 緑のカーテン がそれである。
緑のカーテンは言うまでもなく、ゴーヤや朝顔といった つる性の植物を建物のまわりに育てて直射日光を遮ろうというものだ。
これによって、直射日光による暑さも防げるし、壁などにこもった熱がムーンと室内の温度を上げる放射熱も防ぐことができる。
さらに植物の蒸散作用で周囲の空気が冷やされる効果もあるというスグレものである。
マンションのベランダや、学校の校舎などでも見かけるようになった緑のカーテン。
化石燃料を使って冷やすものではないというエコ貢献度、導入コスト、維持コストが安いという経済的なメリットもある。
ものによっては収穫の見込めるゴーヤのように一粒で二度おいしいものもあるので、これから更に注目されていくことだろう。
1 件のコメント:
ウチでもゴテチャ水枯れでやっちまいました。他のと同じくらいに水遣りはしていたんですが...根もすぐ回ってしまうし、なかなか難しいです。
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