この前ご紹介した サンパチェンス という花を覚えているだろうか?
二酸化炭素をより多く吸収する とうたってあって、それが何故なのか良く分からなかった。
おそらく 代謝が良いからではないか? と花咲ジジイは勝手な結論を導いてその日のブログを締めくくった。
その数日後、新聞でこのサンパチェンスのことが取り上げられていた。
それによると、葉っぱに蒸散や呼吸のために小さな穴 (気孔) が開いているのだが、この気孔が大きいがために、二酸化炭素をより多く吸収するという仕掛けなのだそうだ。
サカタのタネの研究によると他の園芸植物の4~6倍のCO2を吸収して、花の周囲の温度を約10%下げる効果があったという。
これによって出荷数は年々倍増して、今年は90万株を超えたのだそうだ。
(2009年7月11日産経新聞)
代謝が良い という予想はズバリ正解ではないが、大筋合っていた。
そうやって新品種を次々と作りだしていくのが種苗会社の使命というか、仕事なわけだが、種苗会社の大手である サカタのタネ はそのビジネススケールも半端ではない。
7月11日の日経新聞によると
サカタのタネ、前期経常黒字 という見出して記事があった。
売上高 453億円 経常利益 6億7500万円 である。
国内にとどまらず、海外にもその販路を広げているのだそうで 「海外での種子販売はトマトやブロッコリーが計画通りに順調に推移。想定よりも為替が円安で推移し売上高が膨らんだ。」 とある。
海の向こうでトマトやブロッコリーの種を売っているのか・・・・。 ちょっと意外な感じである。
もうちょっと調べてみると色々と面白いことがありそうである。
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