2009年7月17日金曜日

ゴルフ
     

   
・・・・ 今日の話題は本来の花咲ブログの趣旨とはちょっとかけ離れてしまうのかな、とちょっと疑問に感じつつも、今書かずにいつ書く?という気持ちでこれを書いている。
    
今、丁度イングランド、ターンベリーにて第138回全英オープンゴルフトーナメントが開催中である。

    
花咲ジジイは結構なゴルフ好きで、英国滞在中に4回この偉大なるゴルフトーナメントを見にいった。写真は2000年に見にいったセントアンドリュースの写真だ。
その辺については語りだすと、面白い話が沢山あるのだけど、花咲ブログではなくなってしまうのであえて触れずにおこう。

   
では、どこが花咲ブログかというと。

   
テレビを見ていて、ゴルフコースが日本のそれと随分違うなぁと思った人はいないだろうか?

    

この写真は日本の某ゴルフ場。スッキリしている。 
全英オープンの開かれているゴルフ場はリンクスといって海岸、川岸に作られた比較的平坦なゴルフコースゆえのことなのだが、それにしても日本のゴルフ場のような 「作られた感」 がグッと少なくて、より自然に近い状態のように見えないだろうか?

    
海辺だけあって、風が強く、そのために背の高い植物はあまり見受けられず、どれも地面に這うようにはえている。塩を含んだ海風にさらされても堪えうる植物だけが生き残ってリンクス独特の景観を作っている。

   
空はドヨーンとした鉛色をして、雲が垂れ込めている。
天気は安定せず、晴れているかと思えば、突然雨が降りだす。
7月半ばだというのにポロシャツ1枚でプレーしている選手はおらず、皆長袖を着ている。
夏だってのに、寒いんである。 ザッツ 英国 といったところである。

    
そんな様子を見ていると英国の植物がさらされている環境が分かるというものである。

   
そういえばゴルフと環境問題も、何年にも渡って議論されてきたことである。

    
山を切り開き、農薬をたっぷり使って、近隣への汚染、環境破壊が取り沙汰されてきた。

    
そういう点では、このリンクスを見るかぎりではそういったことは最小限に抑えられているように外見的には見える。
実際のところは分からないけど。

    
普通のゴルフ場はフェアウエーがあってグリーンがあって、その区別は一目瞭然ではあるが、このリンクスコースはその境界がはっきり分からないところが多々ある。

     
それだけそこにある芝を刈り込んで作りあげたコースのように思える。
実際のところは分からないけど。

    
このグリーンをベストのコンディションに保つのがグリーンキーパーという職業の人たちである。
彼らは我々のはかり知りえない深いセオリーと技術によってあの素晴らしい芝を保っている。
ここまでやったら、この上を歩く人を許せなくなっちゃうんじゃぁないかと思うくらい、丹精込めてやっている。

   
そういった画面から垣間見えるイングランド北部の植生を見るのも全英オープンのもうひとつの楽しみ方かもしれない。

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