この前、イチゴのつぶつぶは果実であって、果実の中には種子を含むと書いた。
となると、このイチゴのつぶつぶの果実の中に種子があるということになる。
本当か?
早速試してみるべく、小さな小さな粒をひとつ手にとってカッターで半分に切って中を見てみようと試みた。
だが・・・ これが案外難しかった。
まずこのつぶの表面がツルツルしていてカッターの刃が滑ってしまって半分に切ることが出来なかった。さらに、花咲ジジイと「ジジイ」を名乗っているのは伊達ではなく、最近ちょっと老眼が入ってきたのか、とてもこの小さな粒を半分に切るなんて芸当は不可能に思えた。
という訳で、やってみなはれ見てみなはれ の気概で取り組んでいる花咲ブログであるが、イチゴの小さな果実の中に種子がありました という報告は失敗に終った。
イチゴを半分に切ってみると、この前説明した可食部分の花托部分に細かい線がはいっていて、それらが小さなツブ(果実)に向かって伸びているのがわかる。
この線がへその緒のようにイチゴの小さな果実に栄養を運んだりしていたのかなぁなどと想像する次第である。
さらに、小さなツブひとつひとつをよ~く見てみるとその先っぽに花だったときに雌しべであったろうという名残りが見える。 (一番上の写真参照)
たかがイチゴされどイチゴ。
よくよく見ると色んな発見があるものである。
実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2009年3月6日金曜日
イチゴの話 3
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