2013年8月14日水曜日

新生!園芸英語のお知らせ


あえて「暑い」という話しはスルーしようではないか。

宣伝が目立つようになって申し訳ないが、ちょっとだけ。

これまでも何回か御案内してきた、池袋西武コミュニティカレッジで開催しております
「実践、楽しく学べる園芸英語」のタイトルを

どうもこれは語学講座ではないかという誤解を受けやすいというご指摘を頂戴して変更することに。

教材には雑誌、書籍、あるいはインターネットなどから旬の園芸にまつわる英文をとりあげて、分かりにくい専門用語などを解説するというもの。

この前などは、いわゆる庭のガイド本をとりあげた。

その本には
「Highly recommended, a delightful, eccentric place which proves that plantsmanship is alive and well in Cambridgeshire.」
とあって、実際に先月僕はこの庭を訪れた。

要は
「素晴らしく、そしてちょっと個性的な超オススメの庭!植物を本当に愛す魂がここケンブリッジにまだ息づいていた!!」
というようなカンジの案内文。

これを読んだ僕は、もう行くっきゃないと思って繰り出したのだ。

なんつったって Highly recommended なんだから。

で、たどり着いた庭は・・・・
という経験談に基きながら、楽しくこの庭の案内文と、実際について考えてみた。

さらには英国園芸協会日本支部さま(RHSJ)のご理解とご協力をいただき、本国RHSの会報誌「The Garden」も教材として提供していただいております。

なので、旬な英国の情報を原文で楽しく学べてしまうわけです。
ちなみに英語力は不問ですのでご安心を。

僕が買い付けてきた本場英国の紅茶をすすりながら、ビスケットをかじりながら気楽に参加していただけます。

毎月第2日曜日、池袋西武のコミュニティカレッジにて10:30~12:00です。
次回は9月8日(日)ですが、29日(日)にも開催します。
これは僕が一か月の英国出張で7月に開催できなかった分の穴埋めです。

どんなものなのかまずは体験してみたいという方もモチロンOK!

お問合・お申込みは西武コミュニティカレッジまで。
 03-5949-5481


さらに西武コミュニティカレッジにて、1回ポッキリの単講座も今月25日に開催の予定です。

「イギリス2大フラワーショウを通して知るイギリス園芸文化」
 *日時:8月25日(日)14:00~16:00
 *場所:池袋西武コミュニティカレッジ
 *お問合・お申込は 03-5949-5481 まで。

今年もチェルシーとハンプトン、両方見てきましたので最新の情報を織り交ぜながら楽しくイギリス園芸文化を考えていただければ幸いです。




2013年8月13日火曜日

ドラえもんで植物観察


夏休み真っ盛り。

先週は子供たちと代々木公園で植物観察をおこなった。

子供たちの何人かが似たような小さな青い筒のようなものを持っていた。

葉っぱの観察のあと、顕微鏡があれば「気孔」なども観察できるよ、と言ったらば子供の中の一人がその小さな青い筒を差し出した。

なんとこれは雑誌の付録に付いている顕微鏡なんだそうだ。

ナント倍率40倍というある意味本格派。

気孔は残念ながら見ることはできなかったけど、子供たちがこういうガジェットをつかって植物により親しむことができるのならそれは素晴らしいことではないかと思った。

自分も40過ぎになって、宝石鑑定に使うような虫眼鏡を手に入れて嬉々としてそこら中の植物を拡大して見て回ったものなぁ。


僕が子供のころは「科学と学習」の最盛期。

科学と学習の両方を購読するリッチ層も存在したが、ウチでは科学か学習のどっちかにしなさい、なーんて言われて泣く泣く科学を選んだなんてことを覚えている。

これでは「科学と学習」ではなく「科学か学習」ではないか。


今日、たまたま本屋さんにいったらばこの「ドラえもん ふしぎのサイエンス」という付録本が平積みになっていて、「ああー、これかぁ」と腑に落ちた次第。

1冊1890円(税込)もするが、親御さんとしては、これで子供の科学の芽が育てばという思いもあるのだろう。

夏休みもあと2週間少々。
宿題の進み具合はどうかな。

8月31日に泣きながら宿題をやったのがついこの前のようだ。

2013年8月12日月曜日

あっぱれ日本!!


この気温、日本は、イヤ世界は大丈夫なんだろうか?
気温だけではない、ゲリラ豪雨などの集中豪雨も然り。

もはや異常気象などという言葉で簡単に片づけられないような気がする。

何か原因があるはず。

これは人間のこれまでの自己中心的な所業に対しての警告、もしくは報いのような気がしないでもない。

えもいわれぬ不安を禁じえない。

今度はとんでもない寒波が襲ってきて・・・なんてのもあながちありえなくもない。

ちょっと妄想的になってしまうが、でもそんな妄想も浮かんできそうな最近の記録破りの暑さであります。

さて、話題は変わるが上の写真は先月キューガーデンで撮ったもの。

彼が手にしているのはいわゆる高枝剪定ノコというもの。

ポールの先にスルドイ刃がついている。

そしてこのポールがするすると伸びていって、通常ではなかなか手の届かない高枝でも軽々剪定できるのだ。

しかし、この高枝剪定ノコについているラベルを見て欲しい。



Hayauchi と書いてあるではないか。

そう、日本語「早打ち」からきているのだ。

このノコギリのメーカー名を Silky という。

Silky をご存知か??

造園業などに従事している人であれば知らない人はいないハズ。

とにかくスパスパと切れ味の素晴らしいノコギリを世に送り出している世界的な日本のノコギリメーカーなんであります。

世界的というのは決して大げさではなく、イギリスをはじめヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、アジアなど世界各国で多くのプロから支持されている。

あまりに切れ味がいいので危険といって、使用を禁じたところもあると聞く。

しかし、これは間違っている。

危ないのは切れ味の悪い刃物であって、刃物は切れ味が良い方がかえって安全であるというのが通説だろう。

僕もSilkyの剪定ノコを10年以上ずっと愛用している。

剪定バサミはFelco、剪定ノコはSilkyというのはもはや世界基準なのかも。

日本のみならず、世界中に出回るSilky製品名は統一されているようで、「ゴムボーイ」「オヤカタ」「カタナボーイ」「ツルギ」「ガンマン」「ギンガ」「ズバット」「スゴイ」「スゴワザ」「ヤマビコ」などの製品名が世界共通言語としてまかり通っているのだ。

「コンド手ニ入レタ、ズバットハ本当ニ良ネェ・・・」なんて世界の街角でささやかれているわけだ。

こういった日本製品が世界のプロから愛されているということは、日本人の我々としては本当に誉なことであると思う。

あっぱれ日本!!

メーカーHPを見ているだけでも結構胸躍るよ。

8月26日発売の新製品にも大いに興味があるなぁ。


2013年8月11日日曜日

葉っぱを食らう


昨日は1日を通して気温が30度を下回らなかったんだそうで。

25度を下回らない場合を熱帯夜、30度を下回らない場合はスーパー熱帯夜と言うとか言わないとか。

とにかくこのモーレツ振りには閉口してしまう。

今日は池袋にて「園芸英語」の講座があった。

通常であれば公共交通機関を使って行くのだけど、今日は荷物が重かったのと、この暑さのため車で出掛けた。
もちろんエアコンをかけて。

このあたり、歳をとったというか、安きに流れるようになっちまったのかなぁ、などと反省することしきりであるが、それにしても暑い。

さて、昨日の講演のあとにスタッフの方々と一緒にお昼ご飯を頂戴した。

ここでは野菜がバイキング方式になっていて、キュウリやダイコンの野菜スティックに加えて、ご覧のように葉っぱがドーンと置いてある。

萎れた葉っぱも数枚見受けられるが、やっぱり萎れた葉っぱには手を出したくないよね。
これは人情というか、本能のようなものだろう。

ハテ、この葉っぱはなんだろう?

どうやら千葉県八街市産の「江戸菜」というものらしい。

見た目的には小松菜やホウレンソウに似ている。
これを大胆に葉っぱのまま、和風バーニャカウダのようなものにつけていただく。


アクというか、苦みはなくサッパリとした味で美味しかった。

そうそう、つい数日前に子供たちと葉っぱについて観察したばかりだったっけ。

茎(葉柄)があって、葉身がある。
さらに葉脈がハッキリと流れているので、これは植物図鑑に最適だなぁ・・・なんて思いながら江戸菜を口に運んだ。

子供たちはその後植物図鑑のページを増やしたりしてるのかなぁ、なーんてフト子供たちのことが思い出されたのでした。

2013年8月10日土曜日

求む、木登りの木!


今日の暑さはスゴかった。
熱風というか、熱波というか、とにかく呼吸するのも苦しいカンジでありました。

皆さんどこで何をしていましたか?

お盆休みという方も多いと思いますが、どうぞお気をつけて。

さて英国から戻って10日以上が経って、もはや時差ボケだなんだと言ってはいられない。

有難いことに仕事の予定も詰まっていて、現実から目を背けることはできない。

現実逃避ってわけでは決してないのだけど、暇があると練習用のロープを結んだり解いたりしてツリークライミングを忘れないようにしている。

せっかく遥々英国まで木登り修行に行って資格まで取得したのは良いが、それを練習したり実践する場が近所にない。

もともと想像していた問題であるが、本当にないのだ。

そりゃぁ近所を散歩すれば街路樹であるとか、あるいは公園に魅力あふれる木を見かけるのだが、だからといっておいそれと登るわけにもいくまい。

どうなんでしょうか。

自分のなかにある常識に照らすと、それはいけないコトであると思うのだけど、かといってどこかに「木に登ってはいけません」と明文化されているわけでもなさそう。

ってことは登っても良いの?

しかし木に登っていて通報されたりして厄介なことになるのも困る。

法的にはどうなんでしょうかねぇ?

どなたか知りませんか。

まぁ合法だとしても、あまり目立たずにのびのびと木に登りたいものであります。

となると、どうやら私有地の所有者の許可のもと木に登るというのが一番無難ではないかと思うに至った。

そこで、このブログを読んでいただいている皆様にお願いです。

「ああ、でしたらウチの木に登ってください」
という心の広い方はいらっしゃいませんでしょうか。

いらしたら是非ご連絡ください。

木のサイズは樹高10メートル以上が好ましく、かつ都内であれば大変有難いです。

登らせていただく御礼に、「枯れ枝」を取り除くなど樹木の簡単なお手入れをさせていただきます。
もちろんお庭のご相談もお気軽にしていただければと思います。

鉄は熱いうちに打て、ではないですが、せっかく覚えた技術をシッカリと自分の身体に染み込ませるのは、とにかく登るしかないと思っています。

なにやら酔狂なお願いのようですが、本人はいたって真面目。
是非、ご理解いただきご協力いただける方の御連絡をお待ちしています。

2013年8月9日金曜日

夏バテ・・・?!


あろうことか2日もブログを休んでしまった。

寝込んだってわけではなく、元気に活動してはおりましたが、なにぶん早朝から終日、そして連日のこの蒸し暑さにスッカリやられてしまってブログを書くエネルギーが残っていなかったのだ。

ホント。

まずこの蒸し暑さには本当に参った。

外国かぶれなんて揶揄されそうだけど、一か月以上湿度の低い英国に滞在していたので、身体がどうしても付いていかないカンジなんであります。

通常であれば季節が進むにしたがって暑さに徐々に慣れるといった順序を踏むものだけど、間がポッカリと空いてしまっての、いきなりのこの蒸し暑さだもの。

そして水曜日も木曜日も早朝5時起きでいろいろと作業を開始し、ほぼ終日屋外にいた。
夜は夜でお付き合いもあったりして、帰宅するとバタンキューでした。

昨日8月8日は子供たちとの植物観察会を開催した。

今回は夏休みスペシャル編として午前と午後の2回開催。

子供たちと園内を散策するだけのはずなのに、相当なエネルギーの消耗度なのには驚かされる。

子供たちも真剣なので、あれも伝えたい、これも伝えたいなんて全身全霊を傾けて子供たちと対峙しているからなのだと思う。

午前2時間、午後2時間をやり終えたときには抜け殻のようだった。

そこに電話が鳴って、急遽相談したいことがあるというお客様からの連絡があり、幸い近所にいたのでそのまま打合せに・・・・。

とまぁ、ちょっと「キタ」感じだったのでした。

代々木公園の植物観察では、今回は特に葉っぱ中心に取り上げた。

単子葉と双子葉の違い、葉脈、葉縁、光沢、色、ニオイなどなど、葉の多様性や役割などについて楽しく観察したつもり。

公園では観察が基本で採取するのはマズイので、取り上げる植物の葉をあらかじめ自宅近所で散歩ついでに採取して用意した。

霧吹きを葉に吹き付けてから個別にジップロックに入れて持参。


全部で17種類くらいだったろうか。

この「仕込み」もなかなか大変な作業で、楽しいながらも蚊にくわれながら汗まみれで準備した。

そんな苦労は子供たちが楽しげに満足して帰っていく様子を見ていたらば吹き飛んだ。

大変だけど楽しい。

そんなことの積み重ねだね、人生は。

2013年8月6日火曜日

水やり秘密メモ


いやー、ちょっと外に出たらばアッという間にゲリラ豪雨に見舞われて身動きできなくなってしまった。

皆さんのところはどうでした?

しばらく本屋さんで時間を潰したけど、最近はもっぱら「ロープ結び」なんていうタイトルの本ばかり眺めている。

我ながら熱しやすい男であります。

さて、日照りが続いたと思えば、バケツをひっくり返したような豪雨。

こうなると植物たちへの水遣りも結構難しいと思うがどうだろう。

水は足りなければ「水切れ」をおこし、多すぎると「根腐れ」をおこして、枯れてしまう。

「水やり3年」誰が言ったか。

まぁ経験によってそのコツを体得するものである。

ケースバイケースなので、それを簡単に説明するのは難しいというのが本当のところ。

水やりはとても深いテーマなので、このブログ一日で簡単に説明できるものではないけど、あえて一日で説明することで、ポイントに絞ることができるのではないかと思って書いてみることにした。

実はある場所で水遣りについて話題になったばかりだった。

以前は水が足りていなかったのでもうちょっと頻度を上げてやって欲しいとお願いしたところ、今度が多すぎて根腐れを起こしてしまったのだ。

そこでこんなメモをつくってみた。

決して十分ではないながらも、極力シンプルに園芸初心者にも分かりやすいことを心掛けたつもり。

2013年8月5日月曜日

花がら摘み・・・


今日、午前中は所要があって有楽町に出掛けた。

今週は暑さに覚悟されたし、とのことで、さすが言うだけあってかなりの蒸し暑さ。

地下鉄をおりて階段をあがって外にでると、青々とした街路樹が目に入ってきた。

これはエンジュ Styphnolobium japonicum といってマメ科の樹木だ。

マメ科ってのも面白いというか多様なやつらで、シロツメグサやレンゲのような草本からこのような樹木まで色んなものがある。

エンジュをよくよく見てみると樹冠のあたりがなんとなく白っぽくなっているのに気付く。

これはエンジュの花が咲いているってこと。

なるほど、エンジュに花が咲いているのね。

・・・と普通はそこで終わるはずだが、ハタとあることを思い出した。

つい最近植木屋の親方と電話で話して近況を知らせ合ったところ、親方は最近は某区からの依頼でエンジュの花がら摘みをしていると言っていたっけ。

なんでそんなことをするかといえば、エンジュの木の下を見てみると分かる。

花がハラハラと散って地面に広がっているのだ。




この花の掃除が大変という「苦情」がその某区に入ったのかもしれない。

なので、わざわざエンジュの花を摘んでいるのだと想像されるのだ。

花が咲けば花は散る、葉が茂れば落葉樹であれば葉が落ちる・・・・
それは必然であり、摂理でもある。

いいじゃないの、自然に起きることなんだから。

掃き掃除すれば済むことでしょ。

それを掃除が面倒だからといって、花を摘んでしまうというのもなんとも世知辛いカンジがするのだけどどうだろう。

都会ではしばしばこのような理不尽な出来事に遭遇する。

なんちゅーか、人間のエゴみたいなものを感じちゃんうだよね。

2013年8月4日日曜日

理屈なんかいらない


イギリスといえばアンティークという人がいるかも、と書いたのは昨日のこと。

でも、僕はイギリスといえばやっぱりパブかな。

色んなパブがあるけど、美味しいビールと美味しい料理を出してくれるパブとそうでないパブというのは明らかに分かれている。

経験から、そのへんを嗅ぎ分ける嗅覚は発達しているのでパブ選びで失敗することはほとんどない。

この前行ったパブの入口には黒板が置いてあって
Having a good day?
→yes→
→no→
Come and join us for a drink!

つまり、「良い一日であろうが、なかろうが、どうぞ一杯お飲みなさい」ということなのだろう。


そうビールを飲むのに理屈はいらないよね。

さぁ、明日からブログも通常内容に戻して、心機一転お届けします。

2013年8月3日土曜日

古きことは良きことかな


英国といえばアンティークとおっしゃる方もいらっしゃることだろう。

基本的に古きものを愛する国民性というのは色んな場面で見かける。

今回、いくつかのフラワーショウ、ガーデンフェアのようなところに出掛けたけど、アンティーク道具の出展というのはたいていの場合ひとつやふたつはあるものだ。

古いバケツ、ジョウロ、スペード、フォークなど。

どれも味わいがあってちょっと欲しくなる。

実は以前暮らしていたときにアンティーク道具を集めようかと思って、スペードをふたつ手に入れたところで計画が頓挫してしまった。

お金の部分というよりも、保管場所、さらにはどうやって日本に持って帰ってくるか、というあたりの現実的な問題を考えて中止してしまった。

手に入れた2本のスペードは今も英国の友人宅の屋根裏に眠っている。

スペードだけってのもね。
できればフォークもペアとして手に入れたいものである。

さて、今回ちょっと変わったものを見つけた。



銀色のスプーンのようなものが並んでいる。

ハテ、何だろう?
見たことがないゾ、こんなもの。

何だと思います?

なんとこれはタネを量るものらしい。

このスプーンすりきれ一杯でどのくらい、というふうにして使っていたのだろう。

この箱入りセットでお値段275ポンド(約4万円)!!

スペードやフォークなんかがだいたい50ポンドくらいで売っていることから考えれば破格の高さであります。

スペードやフォークが50ポンドというのも十分にお高いと思うけど。

さらに驚くべきは、この計量スプーンセットは1935年製なんだそうだ。

78年前ですか、作られたのは。

こういうのを掘り出し物というのだろうか。
買わなかったけど・・・。

2013年8月2日金曜日

ジョージ


約一か月の英国滞在から戻って一番良く尋ねられるのが
「ジョージのことでイギリスは盛り上がってるんでしょ」
という類のもの。

えっ、ジョージ?!誰っ??

大袈裟ではなく、この度ウィリアム王子とキャサリン妃のあいだに生れた子供であると分かるのにしばらくかかった。

正直申し上げて僕のまわりで、この王子誕生に関して浮かれている人は皆無だった。

その朝、僕はオックスフォードの友人宅に泊まり、朝起きて紅茶をすすりながらテレビのニュースを見ていた。

それが上の写真。

「キャサリン妃産気づく」というレポートをしばらくやっていたが、友人はサッサとチャンネルを変えてしまった。

そのときに「産気づく」というのを英語で「go into labour」というんだと初めて学んだ。

たしかに新聞やテレビなどでは報道しているけど、僕周辺の一般市民の口からとくにその話題に触れることはなかった。

なのでジョージといわれても、ひとまねこざるのジョージ、あるいはボーイジョージくらいしかサッと頭に浮かばなかったのだ。

そのくらい温度差があるんですね。

その他アレコレ気づいたこと、イギリスの好きなところ嫌いなところなど、とりとめなく書いてみよう。

*電車の中でスマホ、携帯をいじっている人の率は日本もイギリスもほぼ互角。車内で大声で通話している人がいる分、イギリスのほうがタチが悪いかも。

*電車の中で化粧をしている人がシバシバ話題になる昨今。外人がみたら嘆くよ・・・。イエイエ、ロンドン地下鉄でもそんな女性が散見されました。日本だけじゃないのね、というちょっとした驚き。

*バスから降りるときにバスの運転手に「有難う」と一声かけていくのは素敵な習慣だと思う。

*田舎道を運転していて、狭い道で対向車に譲る時に、手をあげて挨拶していくのは気持ちの良い習慣だと思う。昨日東京で対向車に道を譲ったけど何の挨拶もなかった。悲しい。

*イギリスでは日本と同様左側通行で右ハンドルが基本なのに、ワイパーは右、ウィンカーは左。昨日も角を曲がる度にワイパーがせわしく動き焦る。

*デパートなどのドアを手で開けたら一度振り返って後続があれば手で開いたドアを押さえて待っているというのも優しい気遣い。日本ではたいていの場合、自分がドアを通過したらばそれでオシマイ。もっと思いやりがあればいいのに。

*ファーストフード店やカフェなどで食べたものを散らかしっ放しなのはいただけない習慣。日本ではだいたいの場合自分で片づけるものなぁ。

*街中でトイレに行きたくなった場合、本当に難儀する。パブにそっと行くか。その点、日本にはトイレがデパート、店舗、駅、公園などいたるところにあるという安心感。

*イギリスには蚊がいない。なので夏場の庭仕事は短パンでできる。日本では蚊がいるので長袖、長ズボンが基本。

*イギリスにはセミがいない。火曜日の夜、東京に戻ってセミの大合唱で日本を実感。

・・・・まだまだあげればキリがないけど、まぁ今日はこの辺で。

今日は涼しいね。
ありがたい。

2013年8月1日木曜日

イベントの御案内


旬な植物の話題を中心に毎日更新を旨としておりますが、とくに英国滞在中は毎日更新はなかなか難しかった。

wifi環境がいつでも身近にあるわけではないし、友人宅に泊めてもらったとして、友達をさしおいて部屋にこもってブログなんか書いていたらば人格を疑われかねない。

そんな訳で、可能な範囲でできるだけアップを心掛けたつもり。

でも今更ながら自分のブログを読み返すと、良い記録になっていて便利だ。
しかも写真付きだし。

昔、日記をつけていた時代があるとすると、もはや様変わりでありますね。

そろそろブログも通常営業に戻そうと思いますが、今週いっぱいくらいはしばし「余韻」にお付き合いを。

さて、今後のイベントのご案内をちょっとだけ。
①『イギリス2大フラワーショウを通して知るイギリス園芸文化』
池袋コミュニティカレッジ主催
8月25日(日)14:00~16:00

②『王立植物園キューガーデン・ヴァーチャルツアー』
ニールズヤードレメディーズ主催
(東京)8月10日(土)10:30~12:00
(大阪)8月18日(日)10:30~12:00



③『日英比較の楽しみ!英国園芸の旬情報をガーデナーと読み解く!』
英国王立園芸協会日本支部主催
9月27日(金)16:30~18:30

④子供向け自然観察イベント
『自分だけの植物図鑑を作ろう!夏休みスペシャル』
花咲園芸総研主催
8月8日(木)
午前の部10:00~12:00 →残席僅か!
午後の部14:00~16:00

⑤『実践、楽しく身につく園芸英語』
池袋コミュニティカレッジ主催
毎月第2日曜日10:30~12:00 (次回8月11日)

以上、ほんの一部ですが、まだまだこれから色々と考えています。

進展がありましたらまたご案内させていただきます。

そうそう、僕は東京在住だけに東京会場が多いのですが、②は大阪に伺います。

関西の方、この機会に是非お足運びください!!


2013年7月31日水曜日

winding road


昨晩、無事に帰国いたしました。

約20時間飛行機に揺られ、さすがに疲れなかったかと言えばそれはウソ。
でも我ながらビックリするほど元気です。

今朝も朝6時からパソコンに向かい、たまったメールの処理やら何やらでモリモリと働きました。

朝7:30に近所からウォ~ンッという大きな音が鳴り響き何事か、と。

習性からか、それがチェーンソーの音であるとスグに分かりました。

その音の鳴りつづける時間が長かったことからも、かなりの大木を切り倒していると想像できます。

しばらくするとメリメリっという音の後、ドス~ンという木の倒れる音が。

ここで信じがたいことが2点。

まず早朝7:30からチェーンソーを都会の住宅地で使うとは、常識ではありえないこと。
音のする機械類はせめて10時のお茶の後というのが普通ではないかと。

さらにチェーンソーの音が木が倒れるまで一度も途切れなかったこと。
これは大きな木を小分けにせずに一度に根元から切り倒したことを暗に示していると思われます。
現場から僕の部屋までかなり距離があるにもかかわらず、メリメリ、ドス~ンという音が聞こえたことからもそれが分かります。

なんていう乱暴な仕事なのだ。

どういう人がやっているのか、とても気になって散歩がてら見に行ってみたところスグにその理由が分かった。

現場は戸建住宅の解体現場で、4人が外国人、監督らしき若者だけが日本人といった編成だった。

チェーンソーを扱っていた男性はアゼルバイジャン、もしくはグルジアあたりの出身といった風体。
ヘルメットも耳栓も何もせずにひたすら木を切り刻んでいた。

こういうのはイカンよねー。

この逆に安全について異常なほどにウルサイ英国から戻って24時間も経っていない僕はスグに日本の現実に引き戻されたという訳。

結構な洗礼だった。

さて約一か月にわたる英国の旅は本当に実り多く有意義なものでありました。

1週間、10日では味わえない深いところまで達することができたと思い悔いはありません。

一方で一か月も仕事上は穴を開けてしまった訳で、関係者の皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。

この一か月を何倍にもしてお返ししたいと思っております。

イギリスで車のハンドルを握ると、田舎の曲がりくねった道がとても楽しい。

イギリスらしいなだらかな田園地帯が広がり、土というか草の香りが漂う。

こういう風景を見ていると、ビートルズの「the long and winding road」もしくはシェリルクロウ「everyday is a winding road」が頭をよぎる。

人生もまたwinding roadだものなぁ。

今回の旅でwinding roadのひとつを曲がってみた。

曲がった先にまたちがった景色が見える・・・・と思う。




2013年7月29日月曜日

7月29日 旅の終わりに



7月29日(月)。

今日の午後発の飛行機で帰国の途につきます。

一か月、あっという間でした。

ボスの手伝い、木登り、庭めぐり、友人たちとの再会・・・

特に病気、怪我もせず収穫の多い一か月でありました。

久しぶりに会う友人たち、そして新たに知り合った人たち、皆に支えられた一か月という気がします。

これだけの期間英国に滞在しておきながら、お金を払って泊まったのは2回だけ。
あとは友人、知人のお宅にお世話になりました。

別に宿代をケチったわけではなく、行く先々で懐かしい面々と会って話が弾んでそのまま・・・というのがほとんどのケース。

これは有難くも本当に楽しく、そして嬉しいことでありました。

英国の夏の風物詩であり、夏のもてなしといえばBBQ。




肉やソーセージを焼いてパンにはさんだり、サラダなどと一緒に食べたりします。

そしてビール、ワインなどを飲みながら話が盛り上がるわけです。


英国のBBQは日本で例えるなら「鍋料理」といったカンジではないかと今回思うに至りました。

親しい友人と鍋をつつく・・・
親しい友人と煙にまみれる・・・

・・・・うーん、似ている。

晴天保証といったカンジでバカみたいに晴れていたのですが、先週中ごろから雨が降るようになりました。

ケンブリッジに泊まった土曜日の夜もBBQをしていると雨がポツポツ降りだして、そのまま夜中までシッカリと降りました。

その友人宅には「マサヤが来るのなら、俺も会いたい」といって、別の友人夫婦も子連れでやってきて、家のベッドルームが一杯になってしまったので、僕は庭にテントを張って寝袋で寝ました。



彼らとはケンブリッジフォークフェスティバルといって、年一回のお祭りにテント暮らしを何度もやっていた仲なので懐かしさも手伝って喜んで寝袋にくるまって眠りました。

テントを叩く雨音、風が木々をこする音などが実に心地良く。

さぁ荷造りも終え、これから帰国です。

またしてもドバイ経由なので日本に到着するのは火曜日の夕方。

心機一転頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします!!

2013年7月27日土曜日

7月26日


英国滞在も残りわずかとなりました。

現在はケンブリッジをベースにして日中は庭を巡り、夜は友人たちと旧交を温めるということで一切無駄な時間のないタイトな日々を送っています。

ケンブリッジ大学植物園時代の仲間はもちろんのこと、ヨークでハウスシェアをしていた友人が現在はケンブリッジに引越してきていたり、10代のころ生まれて初めてイギリスに来たときにホームステイをさせてもらったときのお父さんとお母さんであるとか、キューガーデンを卒業しこちらで博士号まで進んだ日本女性であるとか・・・。

とくに10代のころに知り合ったホームステイ先のお父さんこそが僕の人生を変えた人、その人なのであります。

社会人になってしばらく振りに彼を訪ねたときに、ひょんな会話から英国で園芸を学んでみたらと勧めてくれたのが彼だったのでした。

彼が幾つかの有力園芸学校のリストを作ってくれたのですが、そのうちのひとつとコンタクトをとって、あとはトントンと話がすすみ、ついには会社を辞めて英国に園芸留学をすることになったわけです。

ギリギリ10代だった僕も50代目前となったように、彼らもかなりお年を召した感じですが、相変わらずの野太い声で語りかけてくる感じは昔となんら変わりがありませんでした。

今日は昼過ぎから車を飛ばしてノーフォーク州の庭を目指しましたが、途中道路工事や渋滞があり目指す庭の閉園時間ギリギリになると思われ、途中で断念。

無念。

明日再チャレンジするつもりですが、なんとこの庭は14:00~17:30の開園という変則ぶり。

朝からやってくれよ~、と思わずにいられません。

まぁ色々とありますが、まずは無理をしないことかな、と。

2013年7月25日木曜日

7月23日



レンタカーを借りてロンドンを出発しケンブリッジにやってきました。

昼までに2軒の庭をめぐりましたが、いずれも不発。

あたりまえのことですがイギリスの庭すべてが素晴らしいわけではないわけで。

昼食をかねて、ケンブリッジに行くときは必ず立ち寄るオーチャードという屋外カフェでスコーンと紅茶を。

ここのスコーンは本当に美味しい。
さらに雰囲気も大変よろしい。

スコーンにたっぷりバター、クロテッドクリーム、ジャムをぬってハムハムと食べる。

かなりのボリュームなのでこれでお腹がいっぱいになります。


いつもであれば駐車するのもわけないのですが、天気の良さなのか駐車場は空車待ち。

こんなことは初めてのこと。

その後は2年を過ごしたケンブリッジ大学植物園に。

面識のない人も半分くらいいますが、半分くらいは懐かしい顔。

3時のお茶の時間を狙って行ったので、効率よく皆と会うことができました。

その後はしばし園内を散策。

色んな場面でケンブリッジとオックスフォードは比較されますが、植物園も両方の町にあります。

まったく様子がことなりますが、自分がいたからってわけではないけど、僕としてはケンブリッジを推したい。

都会の喧騒を忘れる静けさです。

園内を歩いていたらば大きなヒマラヤスギが。


このヒマラヤスギこそ、僕が生まれて初めてツリークライミングに出会った樹でした。

あれから10年以上経って、こうやって木登りの資格も取れたわけですが、そのときはそんな事を考えもしなかったなぁ。

明日以降も庭めぐりは続行しますが、手さぐりゆえ効率も落ちるし、アタリハズレも多くなってくると思われます。

とにもかくにも残り数日。
実り多きものにしたいと思います。