猛暑のなか、今日は久し振りに木に登った。
仕事で登るのは本当に有難い。
樹高はせいぜい15メートル程度のケヤキだけど、地上からでは分かりにくい腐朽の様子が木に登れば一目瞭然だ。
最近は突然倒木して事故になるケースがあるので樹木の所有者は定期的に点検をして管理者責任を全うしようという動きがでてきた。
今回登ってみると、あらためて雑な剪定が引き起こすダメージがどんなものなのかが分かる。
2枚の写真はいずれも剪定箇所を誤っているために問題がおきている。
中途半端に切り残すもんだから、そこから枯れ下がってきて腐朽が進んでいる。
外見的には分からないけど、幹の内側で腐朽あるいは空洞化が起きている。
ちゃんとしかるべき場所で切れば樹木が自ら傷口を塞ぐべくカルスを形成していくはず。
植木屋さんの知識が無いというよりもたぶん時間との戦いで雑になっているのかな、と思うけど、やっぱりここはキチンとした仕事をしてもらいたいもの。
丁寧な剪定をしていればこういう問題は最小限に防ぐことができると思うんだけど。
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