2014年2月17日月曜日

思わぬ大発見?


昨日は日曜放談ということで、雪で思ったことを書いてみた。

今日は同じく雪が降って気づいたこと、なんだけど、植物に関して気づいたことね。

一応、この花咲ブログは身近な植物たちのことを中心にお話することになっている、本来は。

最近ちょっとだけ違ってきているけど・・・。

大雪の土曜日に東北新幹線で仙台を目指していたときのこと。

車窓からの景色は雪一色だった。

とくに福島あたりは、凄まじかった。

自然の驚異とは言うけど、本当にちょっと怖かった。

そんな中、時速200キロ超えで走る新幹線ってどんだけ凄いんだ、と驚くやら不思議に思うやら。

さて家屋も木々も何もかもが白く覆われているわけだけど、ぼんやりと真っ白い景色を眺めていたらばあることを思いついた。

まず木々は落葉樹がほとんどで、それ以外にはスギやヒノキの針葉樹の類がチラホラと。

暖かい地域では常緑樹が多く、寒冷地に行くと落葉樹が多くなることは誰でなんとなく分かるだろう。

その理由は、冬場の寒さが厳しい時期には葉を落として休眠するから、ということも誰でも知っていることだと思う。

僕の思考も当初はそこで止まっていた。

冬だから休眠、コレ当たり前、と。

しかし雪に埋もれた木々を見ていたらば「!!!」と閃いたのだ。

「雪の重みで木が傷むことを避けるため」ではないか?と。

雪の重さとは相当なもので、今朝の新聞でも各地の体育館やら駐車場、栽培用のハウスなどが雪の重みで倒壊したなんて記事が載っていた。

そんな雪の重さを考慮して金沢兼六園などでは「雪吊り」を施している。

これが冬の風情ってことで、それほど雪が降らない東京でも雪吊りを見かける。

雪吊りの掛からない木々はどのように雪の重さに耐えているのだろうか。

そこで思いついたのは、常緑樹のように葉があると表面積が増えて雪が積もって重たい。
しかし、落葉樹で葉がなければ枝に雪が積もるだけで、雪の重さはかなり軽減できるのではないだろうか。

僕の閃きとは、落葉樹が冬の間葉を落とすのは休眠だけではなく、雪の重量対策もあるんではないか、というもの。

そんなの当たり前と一笑にふされてしまいそうだけど、正直ここまで落葉樹について思いをめぐらせたことはなかった。

なんだか凄いことを閃いてしまったような気がして、一人で雪景色を眺めながら、常緑樹があまりないことを確認しながら、興奮してしまった。

どう?大発見?それとも当たり前??

2 件のコメント:

ぴー さんのコメント...

そうですね、この前の大雪でうちのフェイジョアも大きな被害を受けていました。落葉している木はぜんぜん平気ですからね。植物ってすごいです。

花咲ジジイ さんのコメント...

フェイジョアは寒さにも強くなさそうな感じがしますね。被害が致命的でないことをお祈りしております。