ウィーンッッ
晴れた冬空にチェーンソーの音が響いていた。
何度も申し上げているように、僕はチェーンソーの音を聞くと、その音源、すなわち作業現場がどこなのかいてもたってもいられなくなる。
「性」(さが)というか「癖」(へき)というか、もうこれは自分の中から沸き出でる感情なんであります。
で、今回もちょっと時間があったので、チェーンソーの音のする方に向かって歩いてみた。
今回釣り上げた魚は大きかった。
なんと20メートルくらいあるケヤキをラフターというクレーンを使って伐採していたのである。
ラフターが出てくるとはかなり大掛かりな作業だ。
見ごたえがある。
残念なことに、木の上で作業している人も含め、作業をしている人からインスパイアされるようなものを見出すことはできなかったが、それでもこれだけの木を伐採するのは血が騒ぐ。
これだけ足場が良いので、これだけの重機が入ることができる。
これは楽だろうなぁ。
木登り好きとしては、こういう重機の入れないような厳しい条件で、どうやって同様の大木を伐採するかということを見たいわけだけど。
でも木の上で作業している人も、建設現場で使われている「安全帯」という名のまったく安全でない装備で身の安全を確保していた。
見ている方がヒヤヒヤする。
でもラフターのお陰で、ご覧のように大きく大胆に伐採しても楽勝で安全に狙ったところへ降ろすことができる。
ちょっと時間が無かったので、10分くらいでその場を後にしたけど、できることならもうちょっと見ていたかったなぁ。
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