2010年1月13日水曜日

凍傷もしくは凍死
    

   
ここ数日は本当に冷え込むようになった。
冬らしいといえばそれまでだが、海の向こうに目をやるとインド北部では寒波が来襲し路上生活者など300人ほどが凍死したというニュースをみた。
   
英国では30年振りの大寒波が押し寄せ、大雪に見舞われているのだという。
数日前の新聞で英国全てが雪で真っ白に覆われた衛星写真を見てたまげた。
英国は緯度は高いものの、メキシコ湾流の影響で特に南西部は温暖な場所であり、雪などめったに降らない。
その南西部すら真っ白だったのだ。
   
ちょっと記念に、と思って新聞をチョキチョキと切り抜いて保存することにした。
この場でお見せしたいのだが、著作権の関係もあるので控えることにした。
そのへんはちょっとカタイのである。
   
それはそうと、東京はそれほどでもないが一部の植物たちにはやや厳しい季節である。
   
針葉樹や、葉っぱが硬いものなどは大丈夫だが、葉っぱが柔らかいものは凍傷、もしくは凍死してしまう。
我々人間と同様、身体の大部分が水分でできているため、葉っぱが柔らかいものはその細胞などが含んでる水分がすぐに凍ってしまって原形質の破壊や、細胞膜の破裂などが起こる。
   
平たく言えば凍死である。
   
寒い日の朝、ご覧のように水不足でもないのにグッタリしている葉っぱを見たことがないだろうか?
   
これで復活すれば凍傷、このまま枯れてしまえば凍死ってところだといえよう。
    
そこで、今晩は冷え込むぞって時には、もし大切な柔らかい葉っぱのものはせめて家の玄関くらいに非難させてあげないと可哀想なことになる。
    
熱帯から来た植物なんかは冬越しのあいだヒーター付けっ放しってこともあるんだから、植物とて繊細なやつらなのである。
  
  

4 件のコメント:

じゅんぺい さんのコメント...

植物の凍傷、凍死・・・なるほど!
分かりやすい説明ですね。
実家の玄関外のブーゲンビリア(鉢植え)が気になりました←大きすぎて中に入らないのです(>_<)/

花咲ジジイ さんのコメント...

ブーゲンビリアとか、ハイビスカスとか、最近は東京でも良く見かけるようになりましたが、そもそもは南国育ちですからねぇ。

寒さに強い品種も改良されて出てきているという面もありますが。

ブーゲンビリアも、たまに剪定して樹形を整えたり、サイズをコントロールするというのもアリですよ。
そのときはトゲに気を付けて。

じゅんぺい さんのコメント...

またまた、なるほど!
剪定もアリなんですね。直径50センチくらいの大きな鉢に植えたまま、上の方のしなやかな枝をぐにゃぐにゃ曲げて結わいてなんとか直径50センチの円柱状にしておりましたが、かわいそうだなと思っていました。どの辺の枝を切ればよいのか、コツがあれば教えてくださいませ。

花咲ジジイ さんのコメント...

近々、「本編」で書きますね。