キワモノあるいは・・・・
個人的な好みの問題ではあるが、花咲ジジイは酢豚がちょっと苦手である。
肉は良い、しかしそれが甘酸っぱく味付けてあって、特にパイナップルなんかが入っていると 「肉だけ出てこいーっ!」と叫びたくなる。
しょっぱいものと甘いものが混在するのがあまり好きではないのだ、たぶん。
スイカに塩をふるなんてのも理解し難い。
甘さの対極にあるものを使って、甘さを際立たせるということを気付いた人はエライが、生憎花咲ジジイは甘さが足りなければ砂糖をふれ、と思ってしまう単細胞なのである。
そんな花咲ジジイがであった珍味がある。
貰い物なのだが、なんと普通のポテトチップの片面をミルクチョコレートでコーティングしてあるのだ。
ROYCE' POTATOCHIP CHOCOLATE とある。
最初は ゲゲーーーッ と思って封を開けるのもためらわれた。
でも折角の頂き物なのでひとつ食べてみた。
案の定、ビミョーな味である。
一枚食べて、その日は手をつけなかった。
翌日。
寂しそうに佇んでいるその箱を見てまた一枚頬ばった。
相変わらずビミョーだ。
一枚にとどめて、またそのまま置いておく。
その次の日、また一枚・・・・
と繰り返しているうちに、少しずつそのチョコポテトチップスのワンダーランドに迷い込んでいったのだった。
分かり易く言うと、決してウマくはないが、でも不思議な引力でもって次の一枚が欲しくなるようになったのだった。
世の中には色んなものがあるなぁ、と感心してしまう。
で、このどこが花咲ブログなのかといえば チョコレートは以前花咲ブログでも取り上げたことがあるがカカオ Theobroma cacao を原料としており、ポテトチップも当然ながらジャガイモ Solanum tuberosum という植物からできている。
植物の幅広い利用について一考察をくわえてみたつもりである。
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