まずお詫びしなければならないのは、今日ご紹介するイベントはすでに終了してしまっているという点。
「旬」をお届けする花咲ブログとしては、はなはだ不本意である。
しかも終了したのは11月15日ってんだから、半月も放っておいたことになる。
写真を撮ったのも11月15日。
暮れの忙しさに免じてお許しいただきたい。
これは新宿御苑で行われていた 菊花壇展 というもの。
色んなキクの種類を色んな仕立て方で見せてくれていた。
なんとも日本の伝統を感じさせる世界に誇れるイベントであると思うし、良い意味で古風なキク本来の姿を見ることができる。
以前書いたけど、日本国内で花の生産量トップ3は
①キク
②カーネーション
③バラ
で、キクは堂々の第一位である。
これはなんといっても仏花としての需要が大きいが、海外で育種されたいわゆるマムというのも最近は人気だ。
ポットマムとかスプレーマムとか聞いたことがあるでしょ。
キクの学名を Chrysanthemum(クリサンセマム)というが、ここからマムがきている。
しかしこの整然としたキクの列はスゴイ。
軍隊の行進のようであるが、とにかく一糸乱れずといった風情である。
ここには2種類のキクがある。
一文字菊というのは花びらが薄くて平べったいもので、菊の御紋のデザインの原型となっている。
そしてもうひとつは管物菊といってひとつひとつのキクの花びらが管のように丸まっているのが分かるだろうか。
で、この場所には一文字菊13品種97株、管物菊13品種97株、合計194株が22列も並んでいるというわけだ。
スゴイ!
どうです、実物が見たくなったでしょ?
たぶん毎年恒例のイベントだと思うので来年はタイムリーにお知らせしますね。
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