成城コルティ 秋の陣
冬ド真ん中の様相を呈してきた。
今日は所用があって成城学園前まで出掛けてきた。
10月4日の花咲ブログで駅ビルにある屋上庭園をご紹介した。
雑木林の丘というテーマの場所は、こんもりと木が茂っていた。
やや茂り過ぎで、光が射さず、こういう限られた場所に何を植えるか木の選定が大切だね なんて話を書いた気がする。
それからおよそ2ヶ月経って、今日のぞいてみたらその変貌ぶりに ギョッとなった。
もう、なんちゅうか丸坊主なのである。
こりゃハゲしくやったものである。
確かに日の光を入れて、風を通すために剪定は必要なのだけど、これはいかがなものか?
ブツッ、ブツッ と音が聞こえてきそうなくらい ブツブツに切られている。
樹高を低くして、全体のサイズを小さくしようという意図は伺えるが、あまりに性急なやりかたではなかろうか?
もう太い枝の途中でブッツリと切られたのがアリアリで、見ていてなんとも痛々しい。
想像するにこの屋上庭園には数年間にわたって手入れをしていなかったのではないかと思われる。
普通は少しづつ樹形を気にしながら枝を選んで剪定するののだが、これでは 「ご希望通りに小さくしたでしょ」 ってだけで、何ら哲学が見えてこない。
せっかくお金を掛けてできたオシャレ・スポットなんだからもうちょっと考えて管理をすれば良いのにと老婆心ながら思った。
前回は植栽の選定の難しさを感じたが、今回は剪定の難しさを感じてしまったゾ。
3 件のコメント:
先日、剪定講座なるものに参加してから、植木職人さんや剪定された木々に眼が行くようになりました。素人目にも『ヒドイ…』と思うもの、『美しい&清々しい』と思うもの、色々です。街路樹剪定について花咲さんがこのブログで提起されていること、以前はよく解らなかったのですが(スミマセン)、注意して見るようになったら同意できることがいくつもありました。
送信した後に読み返して、字足らずだったように思い、改めて書く次第です。投稿名ですらリリィーだったり、リリイになっていたり、かなりおっちょこちょいの私にいつも丁寧なコメントを有難うございます!
さて、『街路樹剪定について花咲さんがこのブログで提起されていること、以前はよく解らなかったのですが(スミマセン)、注意して見るようになったら同意できることがいくつもありました。』のくだりは、、、
街路樹剪定などについて花咲さんがこのブログで書かれていることについて、読み始めの頃は剪定などに関心が無かったためか、???と思っていた事も(スミマセン…)、日を重ね読み進めるうちに、街路樹や剪定など気に止めて見るようになり、花咲さんが書かれていたことは、もしかしたらこういう事だったのかしら?と思ったり、私もそう思います!ってところがいくつもありました。
、、、なんです。
実際に剪定を体験してみて、奥が深い!と思いました。職人さんはすごいなぁ!って感動しました。最近気づくと作業している植木職人さんをジーッと見つめている自分がいます。もしかしたらその時は若干ハートの形の目をしているかも知れません。
大変失礼致しました。
サンリリィさん
深いコメントありがとうございます。
そうですね、職人さんはすごいです。
僕もエラそうに語ってしまいましたが、自分ならこの依頼を受けたらどうするか?と考えると困ってしまうと思います。
でも剪定にせよ、何にせよ、興味を持って街を歩くのと、そうでないのとでは、人生の愉しさに雲泥の差があるように思います。
花咲ブログは、街歩きの際、身近にある植物をテーマに興味を持ってもらえるきっかけになれば・・・ と思ってはじめました。
これからもよろしくお願いします。
コメントを投稿