まだこのブログを始めた寒い1月ころ、このコブシの蕾について書いた。
まだまだ蕾はかたくて、暖かそうな毛に覆われていた。
そして今満開だ。
大きな花なので遠目にも目立つし、ほのかな香りもあたりに漂ってまことに春らしくてヨロシイ。
6枚の花びらが枝の上に立っているようで、コーヒーカップのようでもある。
このコブシやモクレンなどは植物が地上に現れてたあとの歴史をたどると、とても昔からあった原始的な植物といわれていて進化もあまりしていない。その証拠が雄しべも雌しべも不特定多数にあって らせん状 にならんでいることから見てとれる。進化したした植物は雄しべ、雌しべ、花びらの数がキチッと決まっている。花びらをの中を覗き込んでみるべし。(写真右上)
満開の今の頃は壮観ではあるけど、庭の手入れをしているものから言うと掃除が厄介なやつである。
ご覧のように花びらがハラハラではなくバラバラ、もしくはバサバサと落ちて一面が散らかってしまう。
さらにこの花びらは純白のままあればそれはステキなのだけど、アッという間に痛んだバナナのように茶色になってしまう。(写真右下)
美人薄命。
人間の世界も植物の世界も 真理は共通のやうである。
3 件のコメント:
こぶしやもくれんはきれいですけど後のこと考えるとちょっとです。
常緑で花がきれいで庭木にいいのお勧めありますか?
ぎんばいか、フェイジョア、ソヨゴなんかを考えています。やまももは嫁から却下されました。
庭に他に何があるのか、庭の大きさはどうなのか、日当たりはどうなのか、目指しているのは和風なのか洋風なのか、最終的にどのくらいの大きさになるもの探しているのか・・・などで常緑といっても色々あるかなと思います。ソヨゴなんか悪くないんじゃないでしょうか。キンモクセイ、ゲッケイジュ、ヒイラギ、柑橘系、サカキ、モッコクあたりはどうでしょうか。あるいはタケとかコニファーとか。
ありがとうございます。私の目指すのは花いっぱいの花屋さん。嫁は森の中の小さな喫茶店。これのコラボですかね。隣の家が緑を好まない家なので出来るだけ常緑で伸びが緩やかで、俗に言うあばれない木がいいんですがね。月桂樹はは前の家で痛い目合いました(獏
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