啓蟄
今日は啓蟄。
冬ごもりしていたムシたちが這出ててくるころということで、春なのである。
植木屋での仕事をしていると色んなムシに出会うのだけど、この前手入れ仕事をしていてお目に掛かったのがこれ。
親方に「これ、なんスかねぇ?」と尋ねてみると、
「おっ、これか。これはションベン虫よ」
ションベン虫・・・・・。本当かなぁと思いつつも話を聞くと、
「オレも正式には何ていうかしらねぇけどサ、これはションベン虫っていうのよ。ションベンすんの」
ナルホドとうなずいて一応写真をパチリと撮った。
啓蟄記念ということでちょっと調べてみたら、これは正式には「ツマグロオオヨコバイ」といってセミの仲間らしい。樹液を吸ってぺっぺっとあたかも小便のように液を出す。だからションベン虫と呼ぶのだろう。
「バナナムシ」と呼ぶ人もいる。これはこのボディカラーからきているのだろう。ラテン語(学名)以外は誰が何を言ってもそれは自由だし。
これはヨコバイという虫のグループの仲間で彼らはその名のとおり動くときに横方向にズリッズリッと動くらしい。
毎日いろんな発見があるね。
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