2008年3月14日金曜日

ユリオプスデージー Euryops pectinatus



冬場にこの黄色が目を引く。
花期が長くて5月ころまで咲く。
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鉢から出して地植えしても立派に育って背の丈くらいになることも。
子供に「花の絵を描いてごらん」というと大抵チューリップ型かこのヒマワリ型の絵を描くとおもう。
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このヒマワリ型の花は キク科 COMPOSITAE/ASTERACEAE に属すことが多くて、その特徴は放射相称花(actinomorphic)といって花のどこに線を引いても相称になるというもの。
因みに広辞苑では
生物体の構造が対軸を通る3個以上の面に対して互いに鏡像関係にある2部分に分かれること」を指すらしい。
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コレに対してランなどのように真中に垂直に線を引いたとして左右が相称のものを左右相称花(zygomorphic)という。
同じく辞書では
生物体などが一平面によって互いに鏡像関係にある二つの体部に分けられること
となる。
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さらに英語での表記も参考までに書いたけど
actino- 放射状の
zygo- 一対をなしている
という意味がある。
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なにやらムズカシイことを書いてしまったけど、言いたいことはシンプルで、花にはふたつの代表的なカタチがあるよ。ひとつは円いどこを切ってもシンメトリーなヤツ、もうひとつは左右シンメトリーなヤツってこと。
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たまにはこんなことも書いておかないと、昼間っからノンキにピクニックしている脳天気君だと思われてしまう。まぁそれも間違っちゃいないけど。
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タンポポ、マーガレット、ガーベラ、キク、ヒマワリ・・・みーんなキク科の仲間だ。

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