このまえ赤城自然園に行ったときのこと。
淡く青い色の花が咲いていた。
なんだろう?
見たことがなかったので、あとで調べてみた。
その名をシチダンカ Hydrangea serrata f.prolifera という。
学名 Hydrangea を見れば納得。
なーんだアジサイかよぉー。
でもアジサイっぽく見えなかったなぁ。
苞の感じも、葉の感じも、一般的なアジサイとは違った。
調べたときにひっかかってきたフレーズが「幻のアジサイ」というもの。
幻・・・、このフレーズには弱いぞ。
世代的にはちょっと違うんだけど、それでも子供のころ「まぼろし探偵」という漫画を愛読していたことがあって、以来「まぼろし」というフレーズにはひきつけられてしまう。
なんでこのアジサイが幻なのか?
諸説あるようだけど、かのシーボルト博士が日本植物誌に紹介したのは良いが、肝心のわれわれ日本人にはあまり馴染みがなかった。
そのアジサイを探してみたが、しばらくのあいだ見つからずにいた。
そして昭和30年代にこれが見つかった・・・ので「幻」なんだとか。
幻のわりには、いまや園芸店にも並ぶらしい。
知らなかった。
勉強になるなぁ。
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