英国にもっとも馴染む木。
それは間違いなくイングリッシュ・オーク(Quercus robur)に違いない。
なんてったってイングリッシュって名前についているんだから。
樹形だって悠々たるものだし、大きいし、威厳がある。
そんなイングリッシュオークは古くは建材としてティンバーハウスに用いられたりしていた。
目が詰まっていて堅くて丈夫。
ゆえに腐りにくく長持ちする。
さらにはフェンスなどにも使われている。
支柱も横にわたるフェンスもすべてオーク。
さらには釘などは使わずに、支柱に予め開けておいた穴にフェンスを差し込むだけというシンプルさ。
フェンスは適度にカーブして独特の雰囲気がある。
さらに経年変化で風合いが増していく。
これがあたりの風景に馴染んで溶け込んでいくのだ。
金属やプラスチックを使った直線的で無機的なフェンスも悪くはないのだけど、あらゆる面でこの木製フェンスに分があるような気がするのだけどどうだろう。
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