英国では今の時期、庭仕事といえばまずはなにはなくとも芝刈りであります。
今の時期は気候的にも芝の成長期にあたり、刈ったはしからどんどん芝が伸びてくる。
そして英国園芸の庭に対する美徳は芝にあると言っても過言ではない。
芝がいかにキレイに整備されているかは基本中の基本であり、いかに意匠を凝らした庭をつくろうとも芝のメンテナンスが行き届いていなければ全てがブチ壊しとなる。
なのでガーデナーたちは日々、芝刈り、除草(雑草取り)、エッジング(花壇の縁の芝を刈る)にいそしまなくてはならない。
芝刈りにも用途に従ってさまざまなタイプがある。
ここで使われているのはシリンダー型の芝刈り機。
たいていはガソリンエンジンを搭載した芝刈り機だが、彼の使っていたのは充電式。
なんとも静かだし、排気ガスも出ない。
静かなくせして、耳栓(ear defender)をしているのがなんともイギリスらしい。
チェーンソーも最近は充電式のものが出回るようになってきた。
スタートが楽だし、音も静か、振動も少ないし、排気ガスにむせることがない。
加えてかなりパワフル。
しかしこの電動芝刈り機は静かだったけど、パワフルさは微塵もなかった。
ウィーーンと静かにゆっくりと庭内を周回していたが、見ていてなんだかストレスが溜まりそうだった。
やはりバリバリっと芝をスッキリと気持ちよく刈りたいよねぇ。
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