2011年7月9日土曜日

東京のハス


いやー、今日も暑いですねぇ。

どうも関東甲信越地方も梅雨明けしたのだとか。
今年の夏は暑いけど、昨年ほどではない・・・ なんて予報をずっと前に聞いた気がするが、果たして本当だろうか??

この調子では記録を塗り替えかねない異常な暑さである。

まぁ暑い、暑いと言っていても始まらないのであまり考えないようにしよう。

さて、昨日四谷にアオギリを見に行く途中で面白
いものを見掛けた。

それが今日の写真なのだけど、これは一体どこでしょう?

水面に緑が沢山見える。
ハスかスイセンだろうか。

ハスといえば都内では上野の不忍池が有名だけど、上野っぽくないでしょ。

さてさてどこでしょう?

正解は皇居であります。
もうちょっと正確にいうと、牛ヶ淵といって武道館の近くの御濠である。

千鳥ヶ淵も近いのだけど、この辺は春はサクラがきれいだし、菜の花、ムラサキハナナなども御濠の斜面に咲きみだれる。
そして夏本番を向かえ、緑は一層濃くなりセミが鳴きはじめ、そしてハスもこれだけ増えるんだから、東京の自然もなかなかのものだ。


でも良いことばかりではなさそうで、例えば御濠の水はアオコが発生して緑色に染まってしまっているのがわかるだろうか?
これが増えると、水のなかの酸素がなくなって御濠に棲む生物が酸欠になって死んでしまったりする。

ハスにしたって不忍池であれば花を目の高さで見ることができるけど、この御濠の場合、遠方に見下ろすだけで、ちょっとつまらない。

なんでここにハスがあるんだろう?
鳥がタネを運んだのか、誰かが植えたのか・・・・?
ハスのタネなんてトリは食べるだろうか?
鳥にとってはあまり美味しそうではないと思うけど。

・・・と、とりとめのないことをちょっとだけ考えてその場を離れた。


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ハスの種は食べられます。甘納豆や甘露煮で売っています。鳥も固くならない実を食べているのかも・・・。

花咲ジジイ さんのコメント...

匿名さん
コメント有難うございます。

ベトナムのお土産でハスのタネのスナックをもらったことがあります。

甘納豆、甘露煮などがあるとは知りませんでした。

鳥に魅力がないかも・・・と思ったのはタネのまわりが赤い果肉で覆われているわけでもないので、鳥たちにはあまりアピールしないのではなかな、と。