そんな訳で、大阪、神戸をあとにして花咲ジジイは静岡県掛川市に参りました。
またしても新幹線に乗って、往路とは逆サイド、すなわち海側に座ってきた。
大阪から掛川だとまだ海は見えず、昨日書いたように田んぼが点在し、工場や学校などが車窓を流れていった。
ぼんやりと見ていたのだけど、あることに気がついた。
・・・・ それは 竹 がすごく多いことだ。
僕の個人的な印象なのかもしれないけど、とにかく竹があちこちで群生していた。
田んぼの一区画に竹だけがこんもりと繁っていたり、民家の隣にうっそうとした竹林があったり、スギやヒノキといった針葉樹に交じって山の中に黄緑色の竹の葉が固まって見えた。
写真は走っている新幹線の車窓からでブレているし、窓も写りこんんでしまっているが御容赦いただきたい。
たかが竹でしょ と言ってしまえばそれまでだが、その量が他の植物に比べて多い気がしてならない。
言いたいことは
竹は生命力が強く、繁殖も旺盛で、地下茎でどんどんその勢力を拡大する。
ときに家の床を突き破り、ときに塀を倒し、人間のコントロールが及ばないことがしばしばなのだ。
今日車窓から見た竹の群生は、人間が 「ここに竹をはやしましょう」 という意図のもとであれば良いのだけど、気が付いたらこんなに竹に囲まれてしまっていたなんてことであれば、今後竹はさらにその勢力を広げて、在来の植物を駆逐してしまうのではないだろうか。
ちょうどブラックバスを放流して、在来種の魚がいなくなってしまったように。
・・・ 大丈夫だろうか?
エラい高速で走る新幹線の車窓から外を眺めながらそんなことを思っていた。
1 件のコメント:
ニュースかなにかで見たので曖昧ですが、今田舎などでは高齢化がすすんで例えば自宅の裏山の竹を筍のうちにとる、という作業が中々できず、竹がどんどん生長して困っていて、そういった人たちを助けるボランティアがあるんだって。
竹は生命力が強いので、ちょっとサボるとどんどん大きくなってしまうんだって。
車窓から見た竹林にそんな事情がないことを祈りたいですね。
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