2009年4月10日金曜日

キンギョソウ Antirrhium majus
.
.
趣をかえて、今日はキンギョソウ
.
花壇に目をやると今の時期結構咲いている。
.
黄色オレンジピンクなど色も豊富だ。
なんでキンギョソウなのかというと、金魚のようなフワフワした可愛さからきているという説もあるが定かではない。
.
英語名は Snap-dragon(スナップ・ドラゴン)という。
doragon は言うまでもなくをさす。
snap は色んな意味があるが、ここでは 噛みつく という意味が妥当だろう。
.
これを一緒にするとどうなるか?
.
噛みつく竜 となる。
.
なんでそんな名前か? というと、恐らく花があたかも竜が何かに噛みつくかのように動くからだろう。
.
.
(写真上) いいですか、これから竜が口を開けますよ
(写真下) ガオーッ!!
.
という訳で、花の動きは本当に竜の口のようなのである。
.
実際はこうやって花が開閉するのを良いことに、ミツバチがこの隙間をすり抜けて花の中に入っていって蜜を吸う。
.
蜜を吸うついでに雄しべの先についた花粉を身体にくっつけて次の花へと飛んでいく。
.
是非童心にかえって、ガオーっ とやっていただきたい。
.
.

3 件のコメント:

じゅんぺい さんのコメント...

キンギョソウはボリュームがあるので、大ぶりな花束を作るときに便利な、リーズナブルなお花だというイメージでしたが、認識が変わりました!今度、花束の中に見つけたら「龍の口」を自慢してもいいでしょうか?

ひるがお さんのコメント...

かわいい花だと思っていたのですが、金魚からドラゴンの偏狂ぶりに驚いています。名古屋ドームの植え込みが金魚草だらけだったら笑えます!(オレ竜)
ゴマノハグサ科って葉をこすると胡麻の香りがするっていいますが、これの葉っぱを香ったらそうでもありませんでした。

花咲ジジイ さんのコメント...

身近な植物で意外なオドロキだったようで、花咲ジジイとしてはしてやったりのお話でした。

僕は金魚が水槽で口をパクパクしている様子からキンギョソウという名前がついたのではないかと思っていたのですが・・・