2016年2月14日日曜日

母なる大地


なんでしょうか、今日の陽気は?
6月並らしいんだそうで、ホント汗ばんでしまいました。

で、明日はまた元の寒さに戻るってんだからついていくのが大変。

ついていけない落ちこぼれも出てくるだろうなぁ。

すでに沈丁花が満開のところもあると聞くし。

季節感もなにもあったもんではない。

さて今日の写真を見てなんら違和感を覚えない人もいるでしょう。

まぁ写真の撮り方がイマイチ良くないので仕方ない。

この写真を見ると木の幹があって、そこから枝が出て葉っぱが付いているように見えるでしょ。

実はそうではなくて、木の幹はスダジイでで葉はマンリョウ。

すなわちスダジイの木の幹のくぼみにマンリョウの種が落ちてそこで発芽してここまで育ったということ。

マンリョウの実は赤いので鳥が食べて運んでいく。

飛んでいった先で糞をするとそのなかに種が紛れ込んでいるという寸法だ。

こうやってひとつの植物に他の植物が育つというのは、珍しいようで結構あることなのだ。

大きくて古い木であれば、その木に育っている別の植物が数十種類なんてこともあるだろう。

母なるのは大地だけではなく、木の幹もまた母となりうるのだねぇ。

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