この前いった和食のお店。
お皿のうえはなんとも涼しげ。
こういう季節感を料理に取り入れる繊細さは本当に日本人の素晴らしいところ。
なかでも目を引くのはホオズキ。
浅草のホオズキ市はもう終わってしまったけど、なんとも夏らしさが漂う。
すけすけになったホオズキには赤い実が見える。
ほぅ、ホオズキを食べるのか
と、ちょっと珍しいと思ったけど、口に運んでみるとそれはホオヅキではなく湯剥きしたトマトだった。
視覚的に予想された味と、実際に舌で感じる味覚にギャップがあったときの驚きというのはあるでしょ。
すけすけのホオヅキ部分は確かに本物。
これはこれで使いまわすのだろうか、なんて考えたりして。
まさかね。
僕の知識によればこのホオヅキのすけすけ部分はホオヅキの「ガク」であると理解しているのだけど正しいだろうか?
これは受粉、受精後せっかく出来た実を熟すまで守る機能があるのだと思うけどいかがなものだろうか。
さらに因んで申し上げれば、ホオヅキは漢字で書くと「鬼灯」、英語では「Chinese Lantern」となる。
ともに「灯り」を含んでいるでしょ。
このスケスケの感じが提灯、外灯のように確かに見えるし、その発想は洋の東西を問わずに共通である点が興味深いよね。
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