2011年5月29日日曜日

英国便り 5



「あのー、お宅のお庭を是非拝見したいんですけど・・・・」
なんとも突飛で間抜けな電話をかけて、3件のお宅のお庭に伺うアポが取れた。

土地勘がない場所で、住所だけが頼りだったけど、どうにかこうにか庭にたどりつく事ができた。

3軒とも実に親切に出迎えてくれて、その優しさが胸に染みた。

花咲ジジイが持っているキュー・ディプロマという資格は日本では屁のつっぱりにもならないが、ここ英国では皆一目置いて接してくれるので大変有難い。

10時、12時、14時と2時間おきに3軒のお宅を回ったがどれも個性的で、しかも庭に対する愛情に溢れていた。

詳しくはまたの機会にするが、その完成度の高さに 「金脈を掘り当てた」 ような気持ちになった。
どの庭もまだ日本には紹介されいない庭だが、本当に素晴らしかった。

ちょっと先に唾をつけた気分になった。

写真も600枚以上撮って、大興奮だった。

庭を単に見せてくれるだけでなくて、紅茶飲みつつビスケットをかじりながら庭談義に花が咲く。
苦労話しや、今心掛けていることなど、惜しみなく話してくれたことは本当に有難かった。

どの庭でも 「日本人で庭に来てくれたのは初めてだわ」 と喜んでくれて僕もなんとなく嬉しかった。

グレートディクスター、べスチャトー、シシングハースト、ヒドコートマナーなど有名庭園は沢山あるし、入場料を払えば誰でも見れるが、こうやって尋ねて行った先にこそ普段着の飾らない英国人の庭に対する情熱の本質をみることができる気がする。












4 件のコメント:

Alex さんのコメント...

いいなあ〜!
一緒に、鞄持ちで、くっついて行きたかったなあ〜。
土産話、楽しみにしています。

匿名 さんのコメント...

いいな~、いいな~!!
日本人で初めて訪れた庭に唾つけて来て是非ツアー組んで連れて行って下さ~い♪
土産写真楽しみにしています。

花咲ジジイ さんのコメント...

アレックスさん 匿名さん

コメント有難うございます。
今回改めて思うのはイギリスの良さは田舎にありってことでしょうか。

今後も色んな手付かずの庭を「発掘」する術を見出した気がします。

もっと時間があればもっと発見があるのは間違いないんですが。

また次回訪れたときにと思っております。

花咲ジジイ さんのコメント...

アレックスさん 匿名さん

返事のようなコメントを書いたのですが、どういう訳か消えてしまっていました。

今回はいわゆる手付かずの金脈を掘り当てる術を見出した気がします。
次回以降も時間さえ許せば色んな発見があると思っています。

何かに機会に今回の成果をご報告できればと思います。

ではでは。