この取って付けたようなピンクや青の花を見てアナタは何を思うだろう?
可愛い??
それは主観の問題なので、ここでとやかくは言わない。
でも僕個人的には、このアネモネを見るたびに田舎の飲み屋のおトイレに飾ってある造花を想起してしまうのである。
アネモネ・ファンの方々には大変申し訳ない。
でも、そうなんだからしょうがない。
そういった先入観を捨ててこのアネモネを見てみると・・・・
アネモネはキンポウゲ科に属す。
これまで花咲ブログで、クレマチス、クリスマス・ローズなどを取り上げてきた。
キンポウゲ科の特徴である「幾つ」と正確に数えられない多くの雄しべ、というのは今日の僕が撮った青いアネモネを見ていただければ分かると思う。
キレイねぇと何となく見ていても花は花であるが、一歩踏み込んで顔を近づけてみると新たなる発見がある。
さて、おトイレに飾ってある造花のようだと申し上げて、あたかもアネモネ・ファンではないように書いているが実はそうではない。
この写真を見ていただきたい。
一面にまるで赤いカーペットを敷き詰めたような風景であるが、この赤い花は全て アネモネ なのである。
これは花咲ジジイが園芸修行の一環として訪れた イスラエル での写真である。
イスラエルは花の宝庫で、こうやって野生のアネモネが季節には文字通り咲き乱れるのだ。
あまり馴染みのない国かもしれないが、もし旅行で訪れるチャンスがあれば是非オススメの国である。
3 件のコメント:
アネモネで思い浮かぶのは村上龍の「コインロッカーベイビーズ」です、すいません。
イスラエルというと戦火の絶えない地域というイメージですが、こんなにのどかな風景もあるのですね。世界にはまだまだ知らないことばかり。勉強になりました。
僕は アネモネで思い浮かべるのは イルカの歌でしょうか。 「大きな帽子のアネモネ夫人・・・」 とかナントカいう歌があったような・・・。
アネモネの野生種は赤なんですか。品種改良でいろいろな種類が出ていますが、黄色いのは出ないみたいですね。不思議です。
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