2020年5月9日土曜日

ギシギシ



散歩をしていて名前の分からない植物に出会うことが多々ある。

花咲ジジイとて、植物学者ではないし、万能ではないのだ。

なんだろうなぁ、と気になりつつ通過してしまうことも日常。

まぁそういう「ユルさ」も大切だと思うけど、気になるのもまた事実。

名前の分からない植物に出会ったらどうするか?

僕はできるだけその植物の特徴を見つけるようにしている。

例えば、草丈が高い、春に咲く、花が地味、花びらが4枚、花の色、形、大きさなどなど。

それらを家に戻ってネットで「画像検索」してみて、近いものを探しながら、これまで蓄積してきた自分の知識と照らしながら絞り込んでいく。

今回のギシギシは結構難儀した。

散歩などで良く見かけるものの、正直なんという名なのか知らなかった。

で、「春に咲く」「地味な花」「草丈が高い」などのキーワードを入れて検索してみたのだけど、これといったものがヒットしなかった。

諦めずに、あれやこれやと探していたら、どうやらギシギシというタデ科の植物らしいことが分かった。

タデ科と言われると納得の姿だけど、すぐにそこに行きつけなった。

植物は分類上、科→属→種→品種と段階的にグループ分けされているので、まずは大きなグループ単位である「科」のそれぞれの特徴を抑えていくと答えにたどり着きやすい。

そして身近な植物にはそんなにひねくれた科は少なくて、概ね知れた科に落ち着くので、落ち着いて観察するとその特徴を見抜けるようになると思う。

なーんてエラそうに、ギシギシも知らなかったくせに。

いいの、いいの、少しづつ知識が増えていけば。

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