春にフキノトウの天ぷらを食べた人もいるでしょう。
春の味覚というか、「ああ、春なんだな」と実感させてくれる料理だ。
フキノトウは食材としても、スーパーやデパートなどでも見たことがあるだろう。
もちろん、野山を歩いていても、結構あちこちに見かけることができる。
しかし、その美味しそうなフキノトウを放っておいたらどうなるだろうか?
フキノトウとは、そもそもフキ Petasities japonicus の花芽。
放っておけば花が咲き、キク科ゆえ、タンポポと同じようなパラシュートを持った実をつける。
美味しそうな花芽からは、とっくに花が咲き、今はご覧のような実を付けている。
これがタンポポのように風にのってフワフワと飛んでいって、テリトリーを広げていくのだ。
身近で良く知っている植物でも、季節によって違う姿を見せられると案外分からなかったりするものだよね。
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