春だから花に目がいきがちだけど、見るべきは花だけではない。
川原を歩いていてたくさん見かけたのはセンダングサの実。
センダングサの花にはまだ早いけど、昨秋なった実が枯れた茎にまだたくさん付いていた。
ちょっと触ればご覧のとおり、たくさんの実が洋服にひっつく。
こういうのは楽しいねぇ。
どうして洋服に付くのかは虫眼鏡などでその先端を見てみれば分かる。
僕の写真では撮れないけど、実の先端はかぎ針状になっていて一度なにかにひっかかるとなかなか抜けないのだ。
川原を歩いていたら、イヌを散歩させている人も多く見かけたけど、イヌも草むらに入るとセンダングサだらけになる。
しばらく経って「イヤだワン」とこれを払うと、センダングサはイヌにくっついたところから払われたところまで旅をしたということになるわけだ。
もちろんイヌを散歩させているわれわれのズボンなんかにもたくさんセンダングサの実(タネ)がついてくることも忘れてはならない。
ホント、賢いよねぇ植物たちは。
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