2010年7月6日火曜日

花咲ジジイ meets Alex
    
   
アレックスさん をご存知だろうか?
    
当花咲ブログの左欄に人気ブログランキングというのがあって、花咲ブログは100位くらいを行ったり来たりしているが、アレックスさんの男庭日記5位という、それはそれは桁違いの人気ブログである。
     
ひょんなことから、そのブログを主宰していらっしゃるアレックスさんと知り合う機会があって、今日初めてそのお庭に伺う光栄にあずかったというわけである。
    
普段のブログからもそのお人柄や、庭への情熱、植物への愛情がビンビンと伝わってくるのだが、そのお庭を拝見して本当に楽しんで庭と向き合っていらっしゃるのだなぁと思った。
月並みな言葉でお恥かしいが 素晴らしい
    
色んなお話を伺って大変刺激を受けた。
大変勉強になった。
    
どんな話をしたのかはちょっとナイショ。
    
で、お庭ではオーストラリアの植物が和の植物とほどよくバランスをとりながら独特の雰囲気を醸していた。
    
   
そのなかに八重咲きのヘメロカリス Hemerocallis があった。
へぇー珍しいなぁ と思って顔を近づけてみて気づいたことがあった。
    
   
雄しべが花びらの端に癒着しているのだ。
    
普通雄しべは花糸(かし)というヒョロっと細い先に葯(やく)といって花粉を蓄えた袋を抱えているものなのだ。
モヤシを想像してもらうと分かり易い。
モヤシの茎の部分が花糸で、先端の豆の部分が葯というイメージ。
   
ところがこのヘメロカリスは花びらの端っこの先に葯がついているのだ。
分かるだろうか?
つまりモヤシの茎の部分(花糸)が花びらに置き換えられているのだ。
   
これから何が言えるのか?
   
実は八重咲きの花は花びらが単に増えたのではなくて、雄しべとか雌しべが変化したものが花びらのように見えて八重になっていると言われている。
   
理屈では分かっていたけど、実際に花びらに雄しべの片鱗を見つけると全ての謎が解けたような気分になった。
    
えっ?言っていることが分からないですって?
ゴメンナサイ、これを文章で説明するのはなかなか難しい。
    
ちょっとコーフンしながら、この話をしたらばアレックスさんは静かに頷いて付き合ってくださった。
有難うございます、アレックスさん。
   
    

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

男庭日記のブログ見たことあります。
人気のお庭訪問されたんですか?!
見てみたいです、生庭を。
ブログ見たら花咲ジジイさまのこと絶賛。しかし、アレックスさんはアマチュアとは言えないですよね。

花咲ジジイ さんのコメント...

匿名さん

コメント有難うございます。
そうなんです、過分なお言葉で心苦しい限りです。

アレックスさんはアマチュアとは言えないと
のことですが、お庭を拝見してプロとかアマといった分類ではなくて、庭好き、植物好き、その情熱レベルの高さが無茶苦茶高いということではないかと思います。

好きなことを情熱を持って長く続ける・・・
それは尊敬に値することだと思いました。