2010年7月7日水曜日

劇的 証拠写真!?


というわけで昨日は人気ブロガーであるアレックスさん を尋ねてとても有意義な一日でありました。

アレックスさんのお庭はオーストラリアの植物が沢山あることで有名なのだけど、ツバキやヤツデなどの和テイストの植物も効果的に配置されていてトータルでアレックスさんのお人柄あふれるお庭になっているということは昨日述べたとおりだ。

そんな中に小さな発見というか、珍しいものを見つけて写真を撮った。
これは今朝のアレックスさんの男庭日記にも同じ写真があるので、かぶってしまうのだけど、花咲ジジイとしてはこれを取り上げずにはいられなくて、あえて書くことにした。

それはヤツデ Fatsia japonica という地味な植物の苗だった。
種から発芽したのは恐らく今年のことで、まだまだ若いヤツデの苗だ。

花咲ブログでも今年の6月1日にヤツデじゃないヤツデということで書いたのだけど、ヤツデといって ハハーン、葉っぱが8つに裂けているからヤツデね というのは早とちりで実は7つ、9つ、あるいは11など奇数に裂けているのだ という話だった。

このベイビー・ヤツデを見て欲しい。
葉が1もしくは3、あるいは5に裂けているのが分かるでしょ。
こんなに小っこいのになんとも律儀なやつである。

特に1のものは、パッと見た目が普通の葉っぱで、これがヤツデだとはお天道様でも分かるまい。

そういう意味でこの写真はとても珍しく、そして貴重な写真のように思えるのだ。

生長とともに葉っぱの形を変える植物は他にもいくつかある。
例えばカクレミノ Dendropanax trifidus は、若い葉は3つに裂けているが、生長と共に裂け目がなくなって普通の葉っぱの形になる。
他にもクワ Morus は若いときは葉がフクザツに裂けているのだが、老いてくると普通の葉の形になる。

生長によって裂け目が増えるもの、減るものとそれぞれあるのが面白い。

人間も成長とともに丸くなる人と、トゲトゲしくなる人がいるあたりと似ているのだろうか。

2 件のコメント:

ぴーさん さんのコメント...

しかし、アレックスさんの庭のページ見てきましたが、すごいレベル高いですね。
コンセプトがしっかりしているし、雑草いっぱいの我が家とは大違いです。
もっと頑張らないといけませんなw

花咲ジジイ さんのコメント...

庭は人なり・・・ (by花咲ジジイ)
なんてちょっと大袈裟ですが、本当に好きなことを追い求めていくという純粋な行為には何をもっても勝ることはないという気がする、そんなお庭でした。

僕はぴーさんのお庭は見たことはありませんが、普段書き込んでいただくコメントやお話を聞く限りでは、素敵なお庭なのだろうと想像しております。