2011年2月22日火曜日

フクジュソウ Adonis ramosa
    

早春の黄色い花を・・・・ と言ったら、ぴーさんが 「スイセン、フクジュソウ、レンギョウあたり」とスルドイ書き込みをしてくれた。
   
正解はフクジュソウでした。
   
ぴーさんが指摘した花に限らず、春の花には黄色いものが多いという話は以前書いたことがある。
何でか分からないけど確かに黄色が多く、不思議である。
   
フクジュソウは名前こそメジャーながらもそこらじゅうに雑草のごとく見かけるというものではない。
さらに、この早春の限られた時期にしか咲かない。
くわえて草丈が5センチ程度と地面に這いつくばるようにして咲いているのであまり目立たない。
  
黄色い花のなかでも光沢がある美しい花びらを持っているので一度見つけると暫く眺めていたくなる。
 
以前フクジュソウを取り上げたときに、フクジュソウは花粉を媒介する虫を呼び寄せるために、花の中心に太陽の光を反射させてその部分だけ温度を上げると書いた。
虫たちはその暖かさに誘われて集まってきて、ひなたぼっこをする代りに花粉を身体につけて次の花へと飛んでいくのだ。
     

咲いていたフクジュソウを見ていたらば丁度ハチがせっせと蜜を吸っていた。
暖かくて、甘い蜜にもありつけるという、ハチにとってはまさにパラダイスのような場所なのだろう。
   
   

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