2011年2月24日木曜日

プチ贅沢
    

ここは東京都千代田区神田界隈
   
都心も都心、東京ド真ん中である。
   
坪いくら、なんて聞いたらめまいがしそうになる、そんな典型的な都会の一角にそのプチ贅沢ともいえる不思議な土地はあった。
   
往来とは金網フェンスで仕切られている。
仕切られたフェンス越しに見えるのは青々とした芝生である。
   
今は2月。
これだけ青いということは高麗芝ではなくいわゆる洋芝の一種であると思われる。
   
最近の雨のせいもあるとは思うが、誰かが意図的に潅水しないとこれだけ青く芝を保つのは難しいのではないかと思う。
  
つまりこういうことだ。
   
都会のド真ん中に金網フェンスで守られ、青々とした芝生で覆われた空き地があった・・・。
   
誰かがテーブルや椅子を出してお茶を飲んだりしてくつろいだりした形跡もない。
純然たる空き地なのである。
   
普通空き地というと、誰も手入れをせずにアッという間にセイタカアワダチソウなどの雑草に覆われ、挙句の果てにゴミの不法投棄をされたりしまうのが関の山という気がするのだが、この空き地はどうだ。
   
なんかエラく贅沢な気がするのは花咲ジジイだけだろうか?
 
 

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