ムラサキシキブの花
今日も暑かった・・・ けど、なんとなく秋めいてきてはいないだろうか?
確かに暑いんだけど、朝晩ちょっと涼しい風が吹いたり、夜にはコオロギだろうか、リリリ・・・と鳴く声が聞こえる。
相変わらずセミはうるさいけど。
さて、そんな季節の移り変わりを予感させる今日この頃、近所を散歩していて地味な花が咲いているのを見つけた。
これは恐らくムラサキシキブだろう。
ムラサキシキブは昨年10月30日に花咲ブログでも紹介したのだが、とにかく紫色の小さい実が目を引く個性あふれる植物である。
実が付いていると個性的ではあるが、それ以外の時期は案外地味である。
ムラサキシキブの実がどんなものか頭に浮かぶ人がいても、その花がどんなものか頭に浮かぶ人は少ないのではないか?
そこで今日の1枚となる。
枝から葉っぱが出ている部分(これを葉腋という)から花柄が出て、その先が二つに分かれて対で花が咲く。
葉っぱは対生といって、枝を挟んでペアで付いているのが分かる。
枝の一部ではまだ花が咲いているし、枝の一部では受粉が終わって、花が茶色くしおれているし、枝の一部では紫ではなく緑色の若い実が既にスタンバイしている。
これがあと数カ月で濃い紫色へと変化していく。
実りの秋へカウントダウンである。
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