2009年8月17日月曜日

ムラサキシキブの花
   

   
今日も暑かった・・・ けど、なんとなく秋めいてきてはいないだろうか?
   
確かに暑いんだけど、朝晩ちょっと涼しい風が吹いたり、夜にはコオロギだろうか、リリリ・・・と鳴く声が聞こえる。
相変わらずセミはうるさいけど。
   
さて、そんな季節の移り変わりを予感させる今日この頃、近所を散歩していて地味な花が咲いているのを見つけた。
   
これは恐らくムラサキシキブだろう。
ムラサキシキブは昨年10月30日に花咲ブログでも紹介したのだが、とにかく紫色の小さい実が目を引く個性あふれる植物である。
   
実が付いていると個性的ではあるが、それ以外の時期は案外地味である。
ムラサキシキブの実がどんなものか頭に浮かぶ人がいても、その花がどんなものか頭に浮かぶ人は少ないのではないか?
   
そこで今日の1枚となる。
   
枝から葉っぱが出ている部分(これを葉腋という)から花柄が出て、その先が二つに分かれて対で花が咲く。
葉っぱはといって、枝を挟んでペアで付いているのが分かる。
   
枝の一部ではまだ花が咲いているし、枝の一部では受粉が終わって、花が茶色くしおれているし、枝の一部では紫ではなく緑色の若い実が既にスタンバイしている。
   
これがあと数カ月で濃い紫色へと変化していく。
実りの秋へカウントダウンである。
  
   

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