とあるオフィスビルの外溝。
良くありがちなサンゴジュとサツキがズラーっと植えられていたのだけど、様子がチトおかしい。
そう、妙にスッキリしちゃっているのである。
もとがどんな状態だったのかよく分からないし、残念なことに写真もないので比較できないのだけど。
恐らくもっさもっさに生い茂ってかなり鬱陶しくなっていたのではないか想像する。
サツキは通路側にかなりはみ出していたのだと思う。
それをズバズバズバっと一直線に切って整えてこの状態になっている。
大丈夫なんだろうか、こんなに大胆にやって。
そんな疑問に答えるように看板が立っていた。
ご通行の皆さまへ
ただいま植木の再生養生中です。
ご通行中の皆さまには大変お見苦しいとは思いますが、
通行帯の環境向上を兼ねておこなっておりますので、
なのとぞご理解を賜りますようお願いいたします。
通行人から「なんだこれはけしからん」という苦情が出ることを想定して先手を打っているわけだ。
なぜこれが再生なのか?
植物は先端部分が成長する習性をもっているが、その先端が失われるとそれに代わって脇に潜伏していた芽が出るのだ。
この理屈を利用して、思い切って切り戻すことで若返りをはかっているのだ。
これが可能な樹種とそうでない樹種があるので慎重にしなければならないが、サンゴジュ、サツキであればまぁ大丈夫でしょう。
しいていえばサツキをここまで大胆に切り戻して大丈夫かなぁという不安はあるけど。
また通りかかることがあればその経過を見守りたいと思います。
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