数日前のニュース。
倒木でスポーツカー大破と提訴。
このニュース各紙で取り上げられていたので目にした方も多かったのではないかと思う。
富山県の国道脇の木が倒れ通行中のスポーツカーを直撃し車が大破したというものだけど、相手が悪かった。
そのスポーツカーはそんじゅそこらのスポーツカーではなくトヨタ2000GTだったのだ。
トヨタ2000GTといえば、スーパーカーに熱狂した世代の僕は親しみがある。
正確にはスーパーカーではないが、トヨタの名車で現在日本国内にも100台程度しかないのだという。
なので損害賠償請求額は運転手の治療代に加えて車の損害もあって3900万にもなるのだ。
いくら金を積まれても、もう世の中にないのであればなんともならんけどね。
でも花咲ブログのポイントはそこではない。
木の倒木の管理責任が富山県にあるとして争っている点だ。
これまでも商業施設や、公園などで倒木によって死傷者がでる事故がいくつもあった。
その度に管理者責任の話になる。
人が傷ついているのだからもちろん所有者の管理責任は問われて然るべき。
でも普段どのような管理をしているのか、どのような管理をすべきなのか、が難しいわけだ。
なんら異常のない木なのか、明らかに異常をきたした木なのか、あるいは外見的には分からないけど潜在的に危険な木なのか。
その見極めをして未然に事故を防ぐような管理をしなければならない。
でもコトは簡単ではない。
そういう見極め(診断)ができる人がどこにどれだけいるのか。
仮に診断をしたとして、それが後に事故を起こしたら責任は誰に及ぶのか。
ちょっとこのブログでは収まりきれないくらいの深い議論が必要な問題なのだ。
というわけで、今日は無責任に問題提起だけして・・・。
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