2012年1月27日金曜日

凍傷


いやー寒いですねぇ。

雪が降ったあとが特に寒い気がします。
道端の残雪はカチンコチンに氷の塊として鎮座している。

植え込みをみると霜柱が立っていた。

これは寒い。

寒いと思っているのは我々だけではない。
一部の植物たちにとっても辛いはずである。

一部と限定的なのは、この程度の寒さはなんともないという逞しいやつらがいるからだ。

当たり前だが、寒さに弱いのは南方からやってきた植物たち。
とくに葉っぱや茎が瑞々しくて柔らかいものは寒さの影響を受け易い。

瑞々しいってことは葉っぱの中には水分を豊富に蓄えていて、柔らかいってことは外気温の影響をモロに受けるからである。

今日見かけたのは鉢植えのスパシフィラム Spathiphyllum
そもそも南米の熱帯地域にあるものなので、この寒さはまさに想定外だろう。


見ると葉がダラリと垂れてしまっている。
一部は茶色に変色してしまっている。



これは水を蓄えた細胞部分が凍結して組織が壊死してしまったためだと思われる。
いわば重度の凍傷である。

こうなるとこの葉っぱは復活することはないと思う。
根が生きていればまた新しい芽をふくことはあると思うけど。

なんでこんなに寒さに弱いものをポンと外に置いてあるのだろうか。

無頓着にもほどがあるゾ。



0 件のコメント: