花咲ジジイの「花」麗なる 毎日

実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。

2012年1月18日水曜日

スノードロップ


木枯らし一号が吹くと冬だなぁと感じたり、サクラの開花宣言を聞くと春だなぁと思ったり、季節の節々に象徴的な何かがあるのではないだろうか。

それはその人それぞれに感じ方や感じるモノが違うだろうし、国や地域などによっても随分違うのだと思う。

植物というのはそういう季節の変化を敏感に感じ取って、然るべき時期に然るべき姿を見せるというのは本当に不思議であり偉大である。

例えばですよ、サクラの花が咲くというのは、サクラの皆さんがテレビやラジオを聴いて「千鳥淵が咲いたんだってよ、善福寺川の俺らもそろそろ咲いてみない?」と話合って、示し合わせて咲いているわけではない。
携帯やメールで連絡を取り合ってるわけでもなければ、時計やカレンダーを持っているわけでもない。

それこそ自然に咲くのである。

これには植物ホルモンが深く関わっていて、日照時間や気温、湿度などの変化によって彼らは花を咲かせる時期を知るのだとは思うが。

そしてその順番を基本的には遵守している。
アジサイが咲いたあとにソメイヨシノがようやく咲くなんてことは普通はない。

回りくどくなってしまったが、咲く花によって我々は季節を知る、と。

我々日本人にとってサクラ、とりわけソメイヨシノの持つ意味はとても大きいように思われる。
サクラが咲けば春到来と思うし、胸が弾むものである。

イギリスの場合はどうだろうか。

イギリスの場合は「球根」で春を知るというのは確かにあると思う。

春といっても一月ごろのまだ寒い時期にトップバッターとして咲くのはキバナセツブンソウだ。
そして続くのはスノードロップ、次にクロッカス、そしてラッパスイセンと球根類の花が次々とバトンを繋ぐように咲いていく。
アンカーを務めるのは5月上旬ころに咲くブルーベル。

ブルーベルを見終わる頃には本格的な春が訪れて気持ちの良い陽気となる。

僕は特にスノードロップ Galanthus が好きだなぁ。
白くて小さい花がなんともカワイイ。
緑の模様が入っていて、頭を垂れる様子はなんとも清楚な感じがする。

写真は2005年2月6日にキューガーデンで撮ったもの。
2月くらいには日も少し伸びて、こういう春を感じさせる光景が見られるようになる。

先日用事があって英国の友人に電話を掛けたのだが、スノードロップが既に咲き始めていると言っていた。
まだ1月も半ばだというのに。

季節の進み具合、季節の様子が微妙にズレはじめているのは何も日本に限ったことではないようだ。



2 件のコメント:

Anonymous ぴーさん さんは書きました...

うちのはまだまだですな..
2月の中旬かな?

1/19/2012 8:24 午前  
Blogger 花咲ジジイ さんは書きました...

そちらは東京よりも数週間遅いかもですね。

寒さに負けずにお元気で。

1/19/2012 2:14 午後  

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