2012年7月13日金曜日

Floriade 2012


今回の旅の締めくくりとしてオランダで10年に1度開催されるフロリアードにいってきた。

実は10年前にも行ったことがあるのだけど、まだ春先でとにかく寒いことしか覚えていない。
約半年に渡って開催されるので慌てて行かずに暖かくなってから行こうということで、ここまでは学習したことを活かしているといえる。

10年前の会場はオランダ・スキポール空港からほど近く、わりとスイスイと行けた。

オランダ訪問が目的ではなく、あくまでもフロリアードが目的なので旅程もかなり絞った。
水曜日10:40に到着し、フロリアードを見て、木曜日07:20の飛行機でオランダをあとにする。
そんな予定を組んで飛行機のチケットを確保した。

しかし、その後あれこれと見ていたらば、なんと今年のフロリアード会場はフェンロー(Venlo)といってオランダの南でドイツ国境に近い。
スキポール空港から電車でも片道2時間半は掛かる距離だ。
むしろドイツのデュッセルドルフからのほうが断然近い。

もう青ざめたよー。

だってフロリアード見るためだけにオランダに寄る予定を組んだのに肝心のショウが見れなかったら何のために飛行機で寄り道するのか分からない。

問題は10:40に空港について荷物をとって通関して何だかんだで12:00に電車に乗ったとして、会場に到着するのは15:00近く。
翌朝の飛行機が07:20とべらぼうに早いので何としても木曜日中にスキポール空港に戻ってこないとならない。

果たしてショウは見れるのか??

有難いことにショウは現在20:00までなので、どうにか見ることはできる。
しかし20:00までいたらば空港まで帰れなくなる可能性もある。

なんちゅー脇の甘さよ。
自分で自分がイヤになった。

まぁそんなヒヤヒヤのシチュエーションでどうにかこうにか駆け足でフロリアードを見てきた。


感想と申しますか、コメントとしては、
どにかく会場が広くて、会期も長く、チェルシーやハンプトンコート、あるいは日本の国際バラとガーデニングショウなどとはまったく趣が異なる。

例えるなら「花博覧会」のようなものと思えばよろしいのではないだろうか。

もともと何もなかった場所を切り開いて作った会場であると思われるが、緑も多くグラス類を多用した花壇が沢山あって「目に優しい」花博だと思った。


どこのフラワーショウに行っても見かける熱心な人が、植物名や気付いたことなどをしきりにメモしていた。

この辺りのひとりひとりの勤勉さが園芸全体の底上げに繋がっていくのだろなぁ。

で、そこそこで切り上げて電車に飛び乗った。
会場にいた時間より、電車で移動していた時間のほうが間違いなく多かった。

かなり自己嫌悪だ。




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