2012年8月16日木曜日

暑さに強い花をさがそう (3)


この暑さいつまで続くのか。

ネットで天気予報を見てみても、しばらくずっと晴れマーク。
気温も最高33度、最低26度くらいの日がずーっと続いている。

なんかウンザリというか、疲れてしまうね。

あまりクーラーは好きではないとは言いながらも、デスクワークの場合はあまりに蒸し暑いと集中力が低下するし、手や腕に汗をべっとりとかいてしまうと文献や書類が汚れてしまう。
かといって長時間ガンガンと冷房の利いた場所にいると、なんとなくだるい気がする。

外仕事だって程度の問題で、この暑さであれば適度に休みを入れつつ、水分補給しつつやらないと生命にもかかわってくる。

なんともやりにくい季節であります。

夏場は北海道や高原の涼しい場所に避暑をかねてこもる・・・なーんて夢のまた夢だ。

さて、「暑さに強い花をさがそう」というこの企画。

日々、他の話題が気になってしまってツイツイ別の話題になりがちだけど、気に留めてはいる。

今日はその第3弾。

まずは上の写真。

キョウチクトウ Nerium indicum
ここでも種小名がindicumとなっていて、この前ご紹介したカンナ同様インド原産の植物であると推察される。

さすが暑さに強いな、インドは。

このキョウチクトウは暑さにも強いが、排気ガスなどにも強いようで、各地の高速道路脇で元気に花を咲かせているのを見ることができる。


続いては、ありふれた花の代表格のような
アベリア Abelia x grandiflora

この灌木は公園や街路樹の植え込みなどいたるところで目にする。

・・・ということは水やりなど大して手をかけなくても元気に育つってことの表れなんだと思う。

そしてこの猛暑でも元気に白くて小さな花を咲かせている。

アベリアの素晴らしいところは、その花期の長さだと思う。

真冬以外であればだいたいいつでも花を咲かせているような印象がある。

特段、見栄えのする花とは言い難いが、それでも花の少ない時期でもちゃんと花を咲かせているので、ハチたちの重要な蜜源となっている。

花が若干ピンクを帯びているものや、葉にも斑入りの明るいものがあるので、多少はバリエーションを楽しむことができる。

問題は枝がびよーん、びよーんと伸びるので、年に2回くらいは刈り込まないと樹形が保てないということだろうか。


そして3つめは、もう何も申しますまい。
ブーゲンビリア Bougainvillea

ご近所のベランダで見掛けたブーゲンビリアなので、接写出来ていなくて見づらくて申し訳ない。

ご存知の方も多いと思うが、この花びらのようなピンク色のものは花びらではなくて「ガク」に相当する苞という部分。
本当の花はこの中に白くて小さな花が咲いているのだ。

今度、近くて見れればご紹介しよう。

もっと興味深いのはこのブーゲンビリアはなんとオシロイバナ科に属しているということ。

ナント、あのオシロイバナと親戚関係にあったとは。

ちょっと意外じゃないですか?


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