2018年2月19日月曜日

憩いの場



先だって御紹介した、ロンドンの街路樹。

あれはプラタナスの一種で、モミジハスズカケノキ。
Platanus x acerifolia

結構な巨木で本来は20~30メートルにはなる。

そんな木を街路樹に使っているので、このような剪定になるというのは日本のケヤキと似ているかな。

このモミジハスズカケノキはLondon Plane Tree といってイギリスでは大変親しまれている。

そして公園などであまり強剪定されていない場合、本来の巨大で勇壮な姿となる。

写真をみていただくと良く分かると思うが、このモミジハスズカケノキ、とんでもなく大きいでしょ。

ロンドンなどでは「ロンドンで一番大きなロンドン・プレーン」という肩書きを持ったものが結構ある。

われこそは精神だが、いったいどれが本当なのか良く分からない。

リッチモンドにあるテムズ川にかかるこのロンドン・プレーンもなかなかのもので、これも「ロンドンで一番デカい」と誰かが言っていたのを聞いた事がある。

まあ順番はいいや。

それよりも木の下に椅子やテーブルが出て人々が憩っているでしょ。

テムズ川の風を感じながら、木陰でお茶を飲む。

なんとも贅沢なんであります。

木というのはこうやって木陰で人々が憩う場を提供するのも大切な役割の一つかと思うけど、街路樹のように激しく剪定されてしまうとこれは難しい。


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