2017年2月6日月曜日

短日処理


インフルエンザ、お陰様でなおりました。

罹患者数160万人なんて言っていた数日後には200万人を超えたみたい。

とにかく流行っているのでご注意を。

さて、しつこく書いているサルビア・レウカンサの件。

低温障害にやられて、もうずいぶん切り戻して、ひょっとして芽吹いて・・・なんて一縷の望みをもっていたけどダメみたい。

それはそうと、秋口から上の写真くらい咲くことを期待していた。

ところが待てど暮らせど花の咲く気配がなかった。

サルビア・レウカンサなんてそんなに難易度が高いはずもないのに、オカシイ。

調べてみたら「短日植物」で、夜の長さが一定時間異常確保されないと花芽がつかないらしい。

実はこのサルビアは商店街に程近い場所、さらには街灯の真下にあったのだ。

つまり夜の間もけっこう明るいのだ。

これでは夜であると認識しづらく、それが花芽のつかない理由ではないかと睨んだ。

そこで人工的に夜を作り出す「短日処理」を施すことにした。

1メートルを超える草丈だったので、これ全体にカバーをするのはかなり難しい。

そこでご覧のようにアルミホイルを葉っぱ数枚(8~10枚程度)に夕方16:30くらいに付けて、翌朝8:00くらいに外してみた。


たった一回。

そしたら、どうですか。

なんと2週間くらいでほぼ全ての茎の先端に花芽ができていたのだ。


嬉しかったねぇ。

これでワッサワッサと紫色の花が咲きまくるのか、と期待に胸を膨らませた。

ところが、その後待てど暮らせど花芽のままで花を咲かせたのはほんの2本くらいだった。

温度が低いのか、日当たりが悪いのか、短日処理が足りないのか・・・・

自分が思うに、日当たりが悪いのが理由ではなかろうかと。

この場所は夏場は数時間日が当たるのだけど、冬場はほとんど当たらない。

日照が不足すれば、温度も低いという条件もついてくる。

このあたりが問題なのかなぁ・・・・

と、次なる知恵を絞ろうとした矢先に低温障害にあって葉がチリチリになって切り戻さねばならない事態になってしまった。

満開にトライするのはまた来シーズンに持ち越されてしまった。

園芸ってやつは、こうやって試行錯誤するのが楽しいんだね、きっと。

一筋縄でいかないあたりを、どうやって克服するかが面白い。



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