2010年12月22日水曜日

冬至、ゆず湯 
   
今日は、これまた季節はずれの暖かい1日だった。
風も夕方から強くなってきたが、どことなくぬるい感じの風である。

でも今日は冬至なんだな。

そういえば近所の銭湯で ゆず湯 のポスターが貼ってあったのを思い出していそいそと出掛けて今帰ってきたところである。

以前、ラベンダー湯に入ったあの銭湯である。

銭湯通いといえば、風呂桶に石鹸、シャンプー、ヒゲソリ、タオルなどを入れていくのが古い歌謡曲的な定番ではあるが、花咲ジジイの場合は液体ボディーソープひとつで全ての用が足る。
ひげは風呂で剃らないのでヒゲソリはいらない、リンスをする髪がないのでそんな面倒くさいものもいらない。
実に身軽である。


その銭湯は、This is 銭湯 というくらい、いわゆる伝統的な古きよき昭和の香りのする銭湯でとてもシブい雰囲気の名湯である。
気さくな番頭さんが板の間の高い番頭台に座っている。

するすると着ているものを脱いでイザゆず湯へ。

熱めのお湯だが、自宅ではありえないたっぷりとした湯量に身をまかせると思わず ああーーーっ と声がでる。
ゆずの柑橘の香りが むわんっ とたちこめる。

しばし放心状態でその快感に浸っていた。

しばらくして、ようやく我にかえって色々と観察をはじめた。
他の入浴客のこと、壁の富士の絵のこと、古めかしい看板のこと、高い天井のこと、壁を隔てて聞こえてくる女湯の声のこと・・・・

そしてゆずのこと。

ゆずは洗濯機で使うネットのなかに沢山入って、湯船に浮かんでいた。
ジェットバス的な湯船なので、そのジェットに翻弄されて湯船の中をさまよっていた。
時折、自分の胸元にゆずのネットがやってくると、それを捕まえて香りを愉しんだ。

15分くらいだろうか。
高温風呂(自分にとって)なので、すっかりのぼせて湯船から上がった。

そして生ぬるい風に吹かれながら、汗をぬぐいつつ家路についたのでありました。また植物からパワーをもらっちゃったなぁ。

冬至にゆず湯に入ると一年間風邪をひかない のだといわれてるので、ここはひとつ大いに期待したいところである。

インフルエンザ予防ワクチン接種がだいたい3500円、で、この銭湯の入浴料が450円。これで風邪しらずなのであれば、スゴクお得ではなかろうか。

冬はこれから本番であろうが、今日を境に明日から日照時間が徐々に延びていくわけで、気持ちを新たに明日からまた頑張ろうと気合を入れた花咲ジジイでありました。

よーし、頑張るぞうー!!




2 件のコメント:

彬 さんのコメント...

お元気そうですね。ご無沙汰しております。

今日はやっぱり柚子湯の話題ですよね。
私もブログに書きましたが、柚子の効果で寝るまで体がポカポカするので、寒くなるこの季節に入るにはピッタリの風呂だと思います。

よければ、以下のブログ見てください。
こちらはNPOではなく、会社でやっています。

http://okazakioranger.blog134.fc2.com/

ひるがお さんのコメント...

ゆず湯だけでなく、カボチャも食べましょう。
我が家ではクリスマスなんかより、冬至の方が重要。