実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2011年6月1日水曜日
英国便り 8
早いもので英国の旅も最終日となりロンドンへ戻ってきました。
明日昼過ぎの飛行機なので、やり残したこともほぼなかろうとちょっとホッとしております。
思えばアッという間の一週間でありました。
不安定な天気に翻弄されたり、庭を通じて新たな出会いがあったり、馴染みの仲間と旧交をあたためたり、なかなか充実した一週間だったかなと。
忘れていた何かを思い出したような気もします。
田舎道をドライブするというのはイギリスの良さを体感できる方法のひとつかもしれません。
ならだかな丘がどこまでも続く田園風景を見ていると、とてもおおらかな気分になれる気がします。
羊がのんびりと草を食んでいたり、麦畑が広がっていたり。
樹木もそうやって見ると大体決まったものが植えられているのに気付きます。
ボダイジュ、プラタナス、トチノキ、ポプラあたりが多いですが
一番典型的と思われるのがいわゆるイングリッシュオークといわれる樫の木。
田園風景の中にぽつりぽつりと小さなアクセントのように見ることができます。
樹齢がそこそこいったオークは、勇壮で生命力を感じます。
最後の夜ということで、かつて足繁く通ったパブでビールを飲もうと出掛けると、常連さんがいつもの席に座っていました。
数年経つというのにまるで昨日のことのようです。
また12時間飛行機に乗るのかと思うとちょっとめげますが、帰ったらまた新たな気持ちで頑張るぞと気合を入れて英国だよりを締めくくりたいと思います。
移動しながらまさか毎日更新できるとは思っていなかったのですが、なんとか毎日更新を死守できて何よりです。
英国便りにお付き合いいただき有難うございました。
通常バージョンの花咲ブログもよろしくお願いします。
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2 件のコメント:
ご無沙汰しております。
英国便りとっても楽しく読ませていただいておりました。
スコットランドを一人旅した事懐かしく思い出してました。
また行きたいなぁ~
nao asa... さん
出し惜しみってわけではありませんが、あまりに色んなことがあったのと、ブログを書ける時間が限られていたので、ブログにあることはホンのサワリです。
また英国談義したいですね。
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