2010年6月8日火曜日

またしても街路樹の悲劇


この樹木(ヒマラヤスギ)は
1 非常に大きくなりやすい
2 根が比較的浅く、樹高が高くなると台風などで倒れやすい
3 横に枝を張るので民家などに当たると共に日照を妨げる
   (何度か住民の要請にて枝の剪定をしている)
4 公園などに適し、狭い歩道には適さない
上記に理由により撤去したいと思います。
交通事故等を未然に防ぐために皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

・・・なんちゅー人間のわがままよ。

ヒマラヤスギがある日ここに勝手に引っ越してきて居ついたというならまだ分かる。
誰かがこれを植えたんだろう。

植えるといったって、そんな近所の園芸好きがこんなものを植えるとは思えない。

しかるべき人がしかるべき計画に則ってここに意図的にヒマラヤスギを植えたのだろう。

それを今更色んな理由を並べ立てて、結局は伐採してしまうなんて。

花咲ジジイはこれまでこの花咲ブログにてヒマラヤスギの悠然たる美しさ を称える一方で、都会というスペースの限られた場所で窮屈に育つヒマラヤスギのことを憂えて記事を書いてきた。

このブログの左上の検索ボックス 「ヒマラヤスギ」 と入れて花咲ブログ内を検索してみていただければ分かる。

大ききなることも、根が浅いことも、日照を妨げることも、歩道に適さないことも、みんな分かっていたはずじゃないのか??
ああ、それなのに。
憤懣やる方ないとはこのことだよ。


実際に見てみれば、それなりに大きなイチョウに挟まれるようにしてそのヒマラヤスギはある。
樹高は横の6階建てのビルと同じだから、かなりデカイことも分かる。


たしかに住民としてはたまらんだろうなぁ。

でも、なんか納得がいかないと思ってやり場のない虚しさをこのブログにぶつけてみた。

3 件のコメント:

Political borders - 国境 - 边界 さんのコメント...

Congratulations on Your original website!
Best wishes from an Italian surfer who arrived here.

ひるがお さんのコメント...

ヒマラヤスギの幹がまっすぐではないように見えるんですが、あんなふうに曲がっていてもあの高さまでの重みを支えられるんですね。。根っこは対象に伸びているんだろうなぁと地中を想像してしまいました。

あれだけ大きな木をそんな理由で切ってしまうなんて、後で何か起こりそう。

花咲ジジイ さんのコメント...

ひるがおさん。

さすがにスルドイですね。
僕もあの幹が松のようにうねっていることが気になりましたし、ヒマラヤスギにしては珍しいと思いました。

とにかく気の毒なヒマラヤスギの末路です....。