実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2020年6月9日火曜日
こぼれんばかりのナスタチウム
とあるお宅の花壇が凄かった。
遠目にも目立つオレンジ色の花がまさにこぼれんばかりに咲いていた。
これはナスタチウム、別名キンレンカ。
それにしてもよくぞここまで大きく育ったものだ。
ナスタチウムは一年草なので、毎年リセットされて、タネから育ち、年内にその命を終えるのだ。
宿根草と異なり年々株が大きくなっていくなんてことはない。
そんな一年草のナスタチウムがここまで大きくなるとはいかに?
もちろん一株ではないだろう。
恐らく昨年のナスタチウムのこぼれダネが春先から育っていってこんな風になったんだと思われる。
独特の匂いがあって、好みの分かれるところだけど、ナスタチウムは葉も花も食べられるいわゆるエディブルフラワーなのだ。
食べたこともあるけど、コショウのようなピリッとした辛さがある不思議な味。
これだけをムシャムシャとサラダのように食べようとは思わない。
何かのアクセント程度ならって感じ。
植木鉢ではここまで豪快に育たないので、地植えする醍醐味とはこんなところにあるんだろうなぁ。
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