実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2020年6月25日木曜日
ネギ坊主的な・・・
今まさに咲き始めたこの時期のスター植物がある。
アガパンサス。
草丈は大きいものだと150センチ以上になるだろうか。
だいたい一株で植えられることは少なくて、群生するかのようにまとまって植えられることが多いので、一斉に花が咲くとなかなか圧巻。
咲いた姿は美しいが、その前の姿もなかなか興味深い。
まさにネギ坊主のように茎が伸びて、そのまんまネギ坊主のようなツボミがつく。
そしてそれが剥けて中からさらに小さなツボミが現れる。
なんともネギっぽいのでネギ科なのかと言えば当たらずとも遠からず。
一応ムラサキクンシラン科(ヒガンバナ科:Amaryllidaceae)に分類されるが、ネギ科、ユリ科に分類されることもあるという曖昧さ。
さらに学名 Amaryllidaceae を見れば分かるけど、アマリリスの仲間ってことか。
ヒガンバナへの共通点は納得できるけど、アマリリスの大ぶりな感じとアガパンサスの華奢な感じは異質な感じがするんだけど。
まぁ理屈は抜きに、梅雨時に青い花が咲く、アジサイとの競演も悪くないね。
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