実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2020年5月5日火曜日
踏み切りで立ち止まってみたら
遮断機が下りて、電車が通り過ぎるまでの間。
場所によっては「開かずの踏み切り」なんてのがあって、上下線ひっきりなしに電車がやってきて、かなりの長時間その場に留まらなくてはならないときもある。
皆イライラしがち。
そんなときに、キョロキョロしてみたらどうだろう。
何かしらの植物が、熱い視線を送ってきているかもしれない。
線路脇にわざわざ花壇をつくって花を植えているわけはないので、こういう場所に咲いているのは「野草」「雑草」ということになる。
これがなんとも素朴で良いんだなぁ。
ここで紫色に咲いていたのはムラサキハナナ。
他にもショカツサイ、オオアラセイトウ、ハナダイコンなどという呼び名もあるけど、皆同じこと。
見ごろは過ぎて、もう終わりに近いけど、まだどうにか見ることができる。
遠目に紫色のカーペットを楽しむのもよし、近くで見てアブラナ科だから花びらが4枚と納得するもよし。
できれば花が終わった後、どんな実がなるのか、なんて見方もしながら季節を追いかけると楽しいよ。
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