ヒマラヤスギの花
連日の冷たい雨。
なんとも憂鬱な感じ。
日が暮れたころ、外を歩いていたら一面に何かが落ちていた。
見ようによってはイモムシのようにも見えなくもない。
これはヒマラヤスギの雄花。
今は11月だけど、ヒマラヤスギは現在満開ということになる。
雄花は花粉を出して、役目を終えるとこのようにバラバラと落ちてくる。
理屈としては春のイチョウと同じ。
ヒマラヤスギは風媒花なので、粉のような細かい花粉を大量に出す。
この日は雨だったのでそれほどでもなかったが、よくこの光景では地面が黄色のチョークの粉をばら撒いているようになっているのに気付いた人もいるのではないかな。
ヒマラヤスギ、「スギ」って名前が付いているように花粉症の根源であるスギとも似ているね。
こういうものは地面から沸いてくるわけはないので、何か落ちていたら上を見上げてみるのがよろしい。
大きな樹冠をもったヒマラヤスギがそびえているはずだ。
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