赤城の実をご紹介してきたけど、赤城の実に限らず植物たちはせっかくできたタネをより遠くへ運びたいと思っていて、それを風に頼ったり、鳥を含む動物に頼っていたりする。
これを種子散布と呼ぶということはお話ししたとおり。
動物たちは実を食べて、糞をするときに消化されなかったタネが糞に混じっていてタネは動物が実を食べたところから糞をしたところまで旅をしたということになるのだ。
そうやって注意して見ていると、何かの動物の糞が雨に打たれて形は崩れていたものの、中に消化しきれなかったタネが沢山含まれているのが分かる。
白っぽいタネ。
何のタネだろうか?
タネの中には動物の胃を通過する際、強い酸(胃酸)に触れることで発芽が促されるものもあるという。
タネの追っかけも楽しいテーマであります。
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